我が家の居間には、グラスにこんな赤いものを入れて置いております。
クシャクシャ、シワシワになった赤い棒状のものです。下の方には緑がかったものもあります。
少し拡大すると・・・。
すごく光沢があって黄金色っぽく輝いているところがあります。光沢がある色紙をクシャクシャに丸めたようにも見えます。
さて、これは何でしょうか。すぐ分かる人もいるかもしれません。そうです。乾燥した赤唐辛子です。
こんなものを作った訳というと・・・。
昨年の春先、妻が赤い唐辛子を乾燥させて飾りを作りたいというので、苗を買ってきて畑に植えました。秋になって赤い実が出揃ったところで、妻は丸ごと引き抜いてきて、下屋のあるところに吊るして乾燥させました。
唐辛子の実は、最初のうちは収穫した時と同じくつるつるしておりましたが、そのうちだんだんしわが寄ってきました。妻はそうなることを予想していなかったらしく(実際、品種が異なる小ぶりの唐辛子は最後までつるつるしていた)、「これは飾りにならないな」などと言いながらも、そのまま乾燥させておりました。
すると、シワシワがだんだんクシャクシャになってきて、光沢のあるきれいな色合いになってきました。「これはこれで飾ればきれいかも知れない」ということで、グラスに入れて飾ってみた、という次第です。
こんなガラスの容器に飾ったものもあります。
こちらに混じっている緑っぽいのがアクセントになっています。実が熟す前に収穫されたせいでこんな色になったのでしょうか。
クシャクシャにならなかった唐辛子はこちらです。
こちらは茎付きで飾っております。乾燥する室内に4カ月ほど置いているので、少し凹んだり、色が黒ずみがかっている実もありますが、まだまだ持ちそうです。
予想とは出来が違ったものも含めて、「なかなかいい色具合だ」などと言いながら、妻も私も日々眺めております。
(終わり)
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