ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧中仙町豊川・豊岡を往く(その2)

2020年06月16日 | 旧中仙町を往く

<「豊岡柏木・椿下」の風景>

●歩いた日:2020年3月8日(日)

●歩いた所
 ・豊川:街道添、元畑、観音堂、斉内道下、喜内野、山道南、上水無、八丁堀関下、下水無、猫沢、清水ノ上

 ・豊岡:向エ、古川端、柏木、杉ケ崎、椿、椿下、雷

●歩いたログ(足跡)(道のり5.5km)

以上の地図:国土地理院)

 (📷004のところ)道は大きな屋敷があるところで右(南)カーブしており、その手前で左(北)から来る道が合流している。そこを左に折れ、家の間を抜けると右手に森のような杉林がある。ここは「向エ(ムカエ)」で、この辺りから「豊岡」になる。

 林脇の路上で、後ろに運搬用のアタッチメントを据えたトラクターを止め、伐った木を積んでいる人がいる。その木をどうするのか、と私が訊くと、ストーブの薪にするのだという。私も薪ストーブを使っているので、そこでしばし薪ストーブ談義。林の中の木を毎年伐らせてもらっているとも。アタッチを地面まで降ろし、柄の長い鳶口のようなものを木に打ち込み、ひっかけて積んでいる。これなら軽トラに積む時のように持ち上げる必要が無いので、うまい方法だなと感心する。
 さらに北に進み、広い道(県道)が見えてきた辺りで振り返る。

📷005:「向エ」の風景

 奥から手前に来たところ。正面の大きな木立が前述した杉林。道が突き抜けているところのすぐ左手、林のすそに小さくトラクターと人影が写る。
 写真を撮ったところで右(東)に折れ、家々が集まる集落の道を進む。

📷006:「向エ」の風景2

 植え込み沿いの道を左手から来たところ。この辺りは広い屋敷の中に建つ大きな家が目立つ。また、写真のような杉木立があちこちにある。
 木立で薄暗い道を奥に進み、右手に折れてさらに進むと、林が途切れたところに大きな水路がある。

📷007:「古川端」の一角

 これまでのブログに何度か掲載した「田沢疎水」のような大きな用水路である。ログ地図にある「仙北平野幹線用水路」である。「田沢疎水」はログ地図の右下隅に見える。さらにその東、「東山」の麓には「第2田沢」の用水路が通っている。南北に走るこれら3本の用水路によって、かつては原野が広がっていたこの辺りの「仙北平野」は、一面の田んぼに一変した。
 杉林の左手奥は「古川端」である。「斉内川」がかつてはこの辺りまで大きく蛇行していた名残だろうか。
 用水路は越えないで、写真に写る水路端の砂利道を進む。

📷008:「柏木」の一角

 3月上旬なのに水路は満々と水を湛えている。排雪のために水を流しているのだろうか。それにしても今年はまったく雪がない。
 左奥の建物は保育園である。
 さらに水路沿いを進むと「県道306号」に出る。右(東)に折れて水路を越え、右手奥に校舎(「豊成中学校」)を見ながら県道を少し進んだところで振り返る。

📷009:「柏木」、「椿下」の風景

 右手の木立の下に続く白いガードレールのところを「仙北平野用水路」が通っている。道左手の大きな木は用水路の両脇にある木立で、その間を左手から来て県道に出たところ。両方の木立の根元には石碑があり、この辺りは昔からの道筋に当たるのであろう。

 左手奥は「柏木」、右手奥は「椿下」である。

(その3に続く)


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