ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★秋田駒ヶ岳「男岳」(その2)

2017年07月08日 | 山・麓歩き

●出かけた日:2017620日(火)

●歩いたログ(足跡)

(以上の地図:国土地理院)

 雪渓を横断し、さらに高度を上げると遠くまで展望が広がる。

📷003:「乳頭山」、「岩手山」を望む。

 📷001に写る三つの山の向こう、左に「乳頭山」、右奥に「岩手山」が見えてくる。

 この辺りから道は「男女岳」の裾を巻くように付けられており、傾斜はたいぶ緩くなる。景色を満喫しながらゆっくり進む。

📷004:「田沢湖」と黄色い花

 眼下に静まりかえったような「田沢湖」が望まれる。この日は天気はよいが、遠くはぼんやり霞んでいる。

 登山道脇には黄色い花が今盛りとあちこちに咲いている。同じ黄色の花でも葉っぱをみると23種類あるようで、写真の花は「ミヤマダイコンソウ」と思われるが、自信はない。

 途中、正確には何桜というかわからないが、満開の花を付けている。

 「阿弥陀池」、「阿弥陀池小屋」が見えてきたところで小休憩。

📷005:「阿弥陀池」

 「阿弥陀池」の水量はかなり少ないようである。この辺りは、今年、雪が少なかったのだろうか。

 池の向こう、左側の稜線は「男女岳」への登り道。絶好の山日和のこの日、多くの登山者の姿が見える。

 ここから南に向かい、「男岳」を目指す。池から少し登ると「男岳」と「横岳」を結ぶ稜線に出る。

📷006:「男岳」への稜線

 ここから「男岳」へはしばらく急なガレ場を登る。こちらにも何人かの登山者の姿が写る。

 少し登ると薄紫の「シラネアオイ」が咲いている。


 傍らには「コバイケイソウ」の若い葉が密生している。

 急な坂を登り切ると傾斜の緩い稜線となる。稜線から下の谷を望む。

📷007:「ムーミン谷」を望む

 この谷は、山用の地図には「馬場ノ小路」とあるが、「ムーミン」が出てくる景色に似ているというので、いつの間にか「ムーミン谷」と呼ばれるようになっている。

 この稜線から「ムーミン谷」への斜面はかなりの急傾斜で、真下に谷を望むような感じである。

 右上に噴火口を見せているのは「小岳」、その奥、一面の黒い稜線は「大焼砂」で、「コマクサ(駒草)」の群生地である。

(その3に続く)


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