●歩いた日:2016年4月12日(火)
●歩いた所:金葛・坊ケ沢・福島・蒲
●歩いた足跡(ログ)(道のり:6.9km)
(以上の地図:国土地理院)
墓地の中を通り抜けて、また県道を西に進み「福島」の集落に入る。
以前投稿した、「旧神岡町神宮寺、旧大曲市花館を往く」の中で、S23年の航空写真(国土地理院)を掲げながら、「玉川」の蛇行跡のことを書いたが、同じような航空写真をもう一度見ていただきたい。
水色の線がかつての玉川の流路と思われる跡。「蒲」と「豊後野」についてはそのブログに書いたが、今回歩いた「福島」も、「蒲」と同じように「玉川」の段丘上に東西に連なる集落であることがわかる。
集落の中を歩いて行くと、やがて、県道が「国道13号線神宮寺バイパス」に合流する少し手前で、道路が6本も集まる交差点に出る。その場所は、航空写真では、「福島」の矢印が示す辺りである。
「福島」の集落を通る道は、この先、北側と南側に2本通っているが、北側の田んぼに面する道が明らかに古い道であるので、そちらを進む。上の航空写真を見ても、北側に道はあるが、南側に道は写っていない。
📷005:「福島」の道
集落のはずれまで行って、歩いて来た道を振り返ったのがこの写真。微妙に曲がっているのが、昔の道の雰囲気を感じさせる。4月の早い時期なので、水路にまだ水はない。左に写る木立は「白旗神社」の境内である。
📷006:「福島」の道2
前の写真からほんの少し進むと、「神宮寺バイパス」のすぐそばの交差点に出る。交差点脇に地蔵堂と石碑があるのでカメラに収める。
写真右端の真っすぐの道は、先ほど歩いて来た道よりも後から拓かれた道、木の陰がバイパス。地蔵堂脇にバイパスを横断するトンネルが写っているが、その道が📷006の道の延長で、昔の道のほとりの、集落のはずれにこの地蔵堂が建っていたことになる。
石段を下りて地蔵堂に行くようになっていることや、バイバスの裾がさらに低くなっていることからもうかがえるように、「福島」の家々は、小高い段丘上の際に立ち並んでいることがわかる。
いったん写真の地下道をくぐり、「神宮寺」の街の方を眺めてから引返す。今度は、広い真っすぐの道を東に進み、先ほどの6差路のところから集落の南側を通っている曲がりくねった道を進む。
再び県道に出、すぐ右折して「蒲」へ向かう。
(その4に続く)
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