ニュースで毎日報道されているように、1月10日から日本列島はこの冬一番の寒波に見舞われております。連日の大雪で、「仙北平野」の一角にある我が家の付近の、家々、木々が厚ぼったい雪衣をまといました。今日15日、久しぶりに太陽が顔をみせたので、カメラを持って近くまで出かけてみました。
手前の家々や木立に薄く陽が射して、雪国らしい清澄な姿を見せています。上の方には薄っすらと青空が見えますが、その下の山(「旧大曲市四ツ屋」の「松倉」の山)は、すぐ近くなのに雪雲に覆われて霞んでおります。田んぼは、厚い雪蒲団をかぶって、春までの眠りに入ったようにも感じられます。
我が家の庭木もこんな姿になりました。
真ん中奥はかなり老木になった梅の木、枝に何本か支柱をあてているので折れずにいます。右は枝垂桜で、しなやかに雪を受け止めております。手前の木馬のような形は、雪囲いした楢の木で、里山に散歩に行ったときに芽を出しているどんぐりを何個か持ち帰って植えたものです。春先に出る楢の木の新葉は柔らかい緑で、目を楽しませてくれます。
左側に以前ブログに掲載した柿の木が写っています。まだ実がたくさん残っているところに、これほどの雪をかぶっても、今のところ折れずにがんばっております。
今朝は、寒波に加えて、上空の厚い雲がなくなったことによる放射冷却で、我が家の温度計は-14度まで下がったことを示しておりました。朝起きて新聞を取りに行った時も-9度で、消雪のため散水している水から白い靄が立ち上る寒さでした。
当然のことながら、早朝に道路の除雪車が来て、家の入口は山のような硬い雪に閉ざされ、新聞配達の人が越えて入って来た足跡がありました。入口と家の前の雪寄せに1時間以上もかかり、一日の力を出し尽くしてしまったように感じました。
こんな寒波は早く去ってほしいですが、晴れた時の雪景色は、「寒波の贈り物」と思うことにします。
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