てんくんのお気楽日記

気が向いたら書く健忘日記

きんぴか

2009-07-08 | 読書

大沢在昌

風化水脈~新宿鮫8~

鮫島が追っている自動車窃盗の張り込みで

知り合った駐車場の管理人の老人には

暗い過去が

そして、殺人を犯し鮫島を指名して自首し

服役していた真壁が出所

真壁を待っていた内縁の妻とその母

その母にも人に言えない過去が・・・

強い意志を持って生きている

登場人物の物語

重松 清

その日のまえに

突然の死の宣告

余命を告げられ

その日を迎えるまでの短編集

それぞれが少しづつ絡み繋がって

物語となってる

本人と、残される家族の思いが

切なくて涙が止まらなかった

自分はその時、どうするだろう・・・

どちらの立場の事も想像するが

やはり残される方がイヤだな~

切な過ぎる、悲しすぎる、ダメかも

奥田英朗

ガール

働くキャリアな女性を描いた短篇

30代の女性を主人公にしてるらしいから

少し年齢がハズレるが

(どっちにかは・・・

凄く共感出来る話だった

会社での自分立場とか、会社の自分への

扱いとか・・・

仕事って、生活って、ホント大変だよね

特に自分で生きてる女性には

頑張れ 女性の皆~

森浩美

家族の言い訳

初めての作家

森浩美氏は作詞家らしい

家族の色々な形を描いた短編集

「ホタルの熱」「乾いた声でも」

「おかあちゃんの口紅」が良かった

涙が出た

最近泣く系の話を読んじゃうなぁ~

心が病んでるのかな・・・

色んな意味で疲れる年齢だしね(笑)

萩原浩

押入れのちよ

またまたお初の作家

怪談話だと思って買った

違った

「殺意のレシピ」「介護の鬼」は

ブラックユーモア

「老猫」「木下闇」が強いて

言えば怖いかな

「押入れのちよ」

「しんちゃんの自転車」

は少し切ない

浅田次郎

きんぴか~三人の悪党~

きんぴか~血まみれのマリア~

凄んごーーーーーく 面白い

この一言に尽きる

ピスケン、軍曹、広橋の3人が織り成す

粋で人情厚い物語

シリーズが何時までも続けば良いと

思ってるけど、3冊でひとまず

完結らしい・・・

ヤダヤダもっともっと読みたいよぉ~

藤原緋沙子

霧の路」見届け人秋月伊織事件帖

久振りの見届け人シリーズ第4弾

江戸の町が生き生きと描かれていて

面白いぞなもし