きんぴか
・大沢在昌
「風化水脈~新宿鮫8~」
鮫島が追っている自動車窃盗の張り込みで
知り合った駐車場の管理人の老人には
暗い過去が
そして、殺人を犯し鮫島を指名して自首し
服役していた真壁が出所
真壁を待っていた内縁の妻とその母
その母にも人に言えない過去が・・・
強い意志を持って生きている
登場人物の物語
・重松 清
「その日のまえに」
突然の死の宣告
余命を告げられ
その日を迎えるまでの短編集
それぞれが少しづつ絡み繋がって
物語となってる
本人と、残される家族の思いが
切なくて涙が止まらなかった
自分はその時、どうするだろう・・・
どちらの立場の事も想像するが
やはり残される方がイヤだな~
切な過ぎる、悲しすぎる、ダメかも
・奥田英朗
「ガール」
働くキャリアな女性を描いた短篇
30代の女性を主人公にしてるらしいから
少し年齢がハズレるが
(どっちにかは・・・)
凄く共感出来る話だった
会社での自分立場とか、会社の自分への
扱いとか・・・
仕事って、生活って、ホント大変だよね
特に自分で生きてる女性には
頑張れ 女性の皆~
・森浩美
「家族の言い訳」
初めての作家
森浩美氏は作詞家らしい
家族の色々な形を描いた短編集
「ホタルの熱」「乾いた声でも」
「おかあちゃんの口紅」が良かった
涙が出た
最近泣く系の話を読んじゃうなぁ~
心が病んでるのかな・・・
色んな意味で疲れる年齢だしね(笑)
・萩原浩
「押入れのちよ」
またまたお初の作家
怪談話だと思って買った
違った
「殺意のレシピ」「介護の鬼」は
ブラックユーモア
「老猫」「木下闇」が強いて
言えば怖いかな
「押入れのちよ」
「しんちゃんの自転車」
は少し切ない
・浅田次郎
「きんぴか~三人の悪党~」
「きんぴか~血まみれのマリア~」
凄んごーーーーーく 面白い
この一言に尽きる
ピスケン、軍曹、広橋の3人が織り成す
粋で人情厚い物語
シリーズが何時までも続けば良いと
思ってるけど、3冊でひとまず
完結らしい・・・
ヤダヤダもっともっと読みたいよぉ~
・藤原緋沙子
「霧の路」見届け人秋月伊織事件帖
久振りの見届け人シリーズ第4弾
江戸の町が生き生きと描かれていて
面白いぞなもし