上越名立港 天翔丸の釣果情報   HPはhttps://tenshoumaru.sakura.ne.jp/へ 

新潟県上越名立港の天翔丸です。
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『抜け』と『合わせ』の考察

2013年06月10日 | 日記
最近ちょっと気になったので書いてみることにしました。
よく『あぁ~~っ、バレちゃったよぉ!』
悲しい叫びと共にカラになった針が上がって来ます。
せっかくHitしたのに針が魚の口から外れてしまった結果です。
これを防ごうと合わせをキッチリと…。と考える訳ですね。
でも、よく考えてみると『良かったァ!皮1枚じゃん!』って経験は有りませんか?
この状態で強烈な『あわせ』をしちゃったとしたら…。
まず、途中ではい、サヨウナラ~って結果になるんでしょうね。
そもそも『合わせ』を行う意味について考えてみましょう。
魚の硬い口に掛かった針が貫通せずに、針の返しが機能を発揮しない。
このことを防ぐために『合わせ』を入れて、針を完全に貫通させてやる。
これが『合わせ』の一番の目的なのだと考えます。
モロコとかの大型魚などにはそれなりの力を掛けないと目的が達せられないかとは思います。
しかし、しかしですよ。マダイ相手に『それじゃ魚の口がもげちゃうんじゃないの?』って心配になっちゃうよーな竿の振り方をする方がいらっしゃいます。
どー考えても『抜け』を防止するより、自らバラす確率の方が高いんじゃないかと思うのです。
一発でバレないにしても穴が広がってしまい、『抜け』る可能性が拡大するのです。
釣り番組の悪しき影響だと思うのですが、格好重視のスタイルが蔓延してる気がします。
ましてやスポンサーが針メーカーだったりすると
『自分トコの針の貫通力が不足してるって告白してるんですか?
それともこれだけのテンション掛けても折れないって自慢でしょうか?』
って感じちゃったりするわけですよ。
それと、50kgのカンパと格闘するならポンピングもアリでしょうが
たかだか5kgの真鯛相手にそんな必要ないでしょうって思うんです。
確実に取るのなら、竿の弾力とリールのドラグ性能だけでじっくり構えてやった方が手にする確率は高いんですよ。
上越の真鯛をこの3年ほどで数百匹釣ってきた実感です。
何事も『適度』ってものがあるので、ちょっと振り返ってみませんか?
落ち着いて、余裕をもってやれば、ビック1を手にする確率も上がると思いますよ♪
コメント (2)
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