2012年のある日、所用の帰りに気になっていた港町に向かった。
小魚料理の居酒屋を探してみます。
狭い路地や道路を行き来しつつ、お目当ての「おてび」を発見。
まだ、時間が早すぎたので、宿に帰り暮れてから行くことにします。
福山鞆の浦の「小魚料理 おてび」で一杯は楽しみです。
18時頃伺います。
のれんをくぐると、お客さんはまだいません
小さなカウンターとテーブル席が少し、カウンターに着いてビールをお願いします、
カウンターの前には大皿料理が並んでいます、お奨めは鞆で獲れた小魚だそうです。
まずは、小魚の干物説明を聞いても分からないので盛合せをお願いします。
お酒のあてに最高です、美味しかったのは平たい干物の「でびら」
さしみは「こち」の刺身、お酒は、福山の地酒「美の鶴」のぬる燗で、
港の酒場でゆったりとした時間が過ぎていきます。
お客さんもちらほら、女将さんが気さくに話をしてくれます。
"人は減るし、道は狭くて車もすれ違えない。
危なくて大変よ~"
テレビや映画で観光客は来るけど土日だけ、平日はガラガラだし、お客も減るし・・
フムフムと
鞆の浦も大変なんだな~と感じながら
竜馬役の福山雅治を横目に、鞆の浦の夜はふけていきます。
帰りは、月あかりの中、波音を聞きながらほろ酔い気分で帰ります。
翌朝まぶしいー 宿から見える朝日です。
朝から散歩に行きます。名残惜しく風景を目に焼き付けます。
今度は絵を描きに、また訪れたいものです。
福山駅にもどり、各駅で1時間ゆられ岡山駅まで向かいます。
またまた、岡山駅の三好野店に予約した「岡山ご馳走弁当」1000円
岡山名物の「祭ずし」に岡山県産の手造り焼き豚、岡山森林鶏の照焼、作州黒豆・岡山産のままかり等、岡山のご馳走づくしの駅弁です。
もう一つ「廣島名物 あなごめし」1100円を取りいきます。
味付けご飯の上に焼穴子を一面に盛り付け、特製たれが塗ってあるあなごめしです。
改めて岡山駅の駅弁の種類の多さに感心します。
そして美味い。。
この旅で楽しみにしていた、お土産用の駅弁「贈答用祭ずし」2800円を2個取りに行きます。
ご贈答に向くように重箱容器に華やかに盛り付けたちらしずし。3人前程度でしょうか。
桃色のふくさをほどくと箸が3膳。
具を見ると3つずつ、お重はずっしりと重たく、今まで食べた駅弁の中では間違いなく一番重い。
中身もぎっしりと花が咲いたような豪華さです。
さすがに「贈答用」です。
酢飯の上に錦糸玉子がまんべんなく敷かれ、その上に海老、サヨリ、さわら、ままかり、タコ、アナゴなどの瀬戸内の幸が満載です。
他に、蓮根、椎茸、筍、紅生姜が隙間なく載っています。
魚それぞれに酢加減や甘さが違い、職人の手が入ってるのを感じます。
ただ、酢飯の量は5人前はあります。
2個は多すぎました。食べられるかどうか。
岡山から新幹線を乗り換え、静岡 掛川に寄っていきます。
「贈答用祭ずし」をお土産に、夜も鞆の浦の話で一献。
「鞆の浦 3部作」クリックしてご覧ください。
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