カメラを持って、あらかわ遊園の出来具合を見に
行く先々、このご時世ウクライナの行方が心配になります。
正門までのアプローチには、凱旋門と観覧車。
完成した「あらかわ遊園の門」
玄関まで遊歩道があります。
着きました、正門です。
遊園前のすみだ川には「水上バス乗り場」があります。
船着き場には、特定の月に1~2回程度、水曜・木曜日に水上バスが運航しています。
すみだ川を北上し、岩淵水門を抜け、荒川を南下するコースです。
平成30年12月から一時休園をしていたあらかわ遊園は
約30年ぶりの大規模改修を終え、リニューアルオープンを迎えます。
床もシースルー、透明になっています。
バックに羽田に着陸する旅客機が見えます。
前のよりも大きくなっています。
新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し
安全な運営に万全を尽くすため
当面の間、事前予約制による人数制限を実施します。
ご利用に際しては、必ず事前予約が必要となります。
園内マップ
わくわくハウス
メリーゴーランド(昔のままの)
メリーゴーランド
豆汽車
アドベンチャーステーション
ロングすべり台
【遊園の歴史】
大正11年(1922)5月
民営「あらかわ遊園」誕生当時のあらかわ遊園の案内には、
「東京に最も近き避暑地、山水木石園内貳萬坪完備」
「暑さ知らずの仙境、凉味萬斛、風景絶景」
「有名なるあら川大瀧あり、安全飛行塔數十臺建設」とあります。
大正11年頃 あらかわ遊園の案内
『尾久の民俗』(荒川区教育委員会、平成3年)p.8-9には
『新興の尾久町』(下谷新聞北豊島支社、大正12年)より引用して
大正11年には、広岡勘兵衛が船方の煉瓦工場を廃して、荒川遊園を開園した。
近くに住む石神寅松氏は荒川遊園について
「道路境木材塀は全部煉瓦塀にして、南側一帯は土盛して滝も造り、水は井戸を掘った。
お宮(稲荷様)の池は広く、貸しボートを浮かべ、水は荒川の水を利用した由。
開園当日は、地元町会(小橋町会)として役員総出で交通整理その他を手伝った。
花火も盛んに上げ、園内の滝の前では仕掛け花火を上げた。
特別大玉を上げたが、ここでは危険であるため
尾久西校正門西方にある野球場で二尺玉とか三尺玉を打ち上げた。と記されている。
昭和16年(1941)高射砲陣地設置
この頃第二次大戦の影響で荒廃地となる
昭和25年(1950)8月 荒川区立荒川遊園が開園
昭和27年(1952)12月 つり堀オープン
昭和32年(1957)10月 野外ステージ付き児童館完成
昭和42年(1967)3月 大温室完成
昭和62年(1987)7月 魚つりの広場(つり堀)オープン
平成元年(1989)6月 どうぶつ広場、しばふ広場オープン
平成2年(1990)4月 のりもの広場、レストハウスオープン
平成3年(1991)4月 クラフトハウス、水あそびの広場
アリスの広場等オープン(全面オ-プンとなる)
平成5年(1993)7月 あらかわ遊園スポーツハウスオープン
平成6年(1994)1月 あらかわ遊園地下駐車場オープン
平成12年(2000)8月 「区立あらかわ遊園」開園50周年
平成15年(2003)4月 都電6000形(一球さん号)を常設展示
あらかわ遊園「キッズランド」オープン
平成16年(2004)4月 しばふ広場にふあふあ(2基)オープン
平成18年(2006)4月 あらかわ遊園「キッズランド」閉園
しばふ広場のふあふあ(2基)を水あそび広場横に移転し、ふあふあランドオープン
平成18年(2006)9月 あらかわ遊園「キッズランド」リニューアルオープン
※キッズランドは現在、閉鎖中です。
平成22年(2010)8月 「区立あらかわ遊園」開園60周年
平成30年(2018)12月 あらかわ遊園休園(リニューアル工事のため)
令和4年(2022)4月 リニューアルオープン
帰る途中、公園の花壇で「ブルビネラ・フロリブンダ」を発見。
今年も黄色い細かい星型の花が穂状に咲き始めています。
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