西国第19番札所 霊麀山 革堂行願寺
御詠歌 花を見て いまは望みも 革堂の 庭の千草も 盛りなるらん
行願寺は寛弘元年、行円が一条小川の一条北辺堂跡に創建したもので、一千年の歴史をもつお寺です。創建当時は今の上京区にありましたが、戦乱や火災でいくたびも焼け、場所を替えつつも、人々の熱烈な信仰によって現在の地に再建されています。
行円は仏門に入る前は狩猟を業としていたが、ある時、山で身ごもった雌鹿を射たところ、その腹から子鹿の誕生するのを見、殺生の非を悟って仏門に入ったという。行円はその鹿の皮を常に身につけていたことから、皮聖、皮聖人などと呼ばれ、寺の名も革堂と呼ばれたそうです。
御朱印
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