ググル教えて

あなたに、前から一度聞いてみたかったこと

美容師さん その2

2009-10-13 13:09:19 | Weblog
床屋さんのお仕事はハサミ1本あれば商売ができてしまいます。
食べ物屋みたいに、仕入れもありませんので、店が自分のものでさえあれば
経費はほとんど掛からないようです。
だから、町の商店街にも、床屋さんが道路はさんで2店並んであったりします。

ただし、これが、借店舗だと話が違うようで、 店舗はリースで借り
ていますと、やめるときに、違約金が発生します。
でもこの違約金が大変な金額になるのです。 

先生も、以前、従業員を使って洒落た美容室をされていたときもありました。
店を閉めるとき結局 1千万単位の違約金が払えなくなり、
破産申請しています。

子供が小学校のときのクラスにも美容室を開いている方がいましたが、
違約金が払えなくなり、結局、店で寝泊りしている人もいます。

リースの違約金が発生するのは、普通のことです。
自分の会社でも、リースで車を借りていましたが、一部処分することになりました。
リース料金は200万の車を4年リースにすると、月数で割り返すと、4万ぐらいになります。
月々の支払いはリース料率をかけて、5万5千円ぐらいになります。

ここで、4年のリース期間を途中の2年で、やめるとすると リースの違約金が発生します。
4年の契約なので、残りの半分の2年分(130万円)をまとめて払って下さいと言われます。
分割はできませんでした。

美容室の先生が言うにはバブルのときには、こういう形が普通で、みんな借りていたといいます。
解約するときも、何とかなると言っていましたが、結局うまくいきませんでした。

美容師学校で、リースの違約金とかの契約の仕組みは習わないのでしょうか。

美容師さんは借り店舗でいくら儲かっていても、自分の店を持つまでの間は
大変だと思います。
最終目標は自分の店を建てることだと思います。