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核禁条約 発効3年

2024年01月23日 12時43分31秒 | 一言
各地 日本政府の参加求め署名
 核兵器禁止条約が発効して3年を迎えた22日、全国各地で核兵器のない世界を求めて集会や宣伝が行われ、日本政府に禁止条約の参加を求める署名に取り組みました。

 東京では、有楽町駅前で原水爆禁止日本協議会や東京の被爆者団体・東友会のメンバー、うたごえの人たちがそれぞれ訴えました。

 広島で3歳の時に被爆した家島昌志さんは、父親が救護のために市内に入り、24年後の59歳のときにがんで亡くなったと語りました。自身も7年前に甲状腺がんになり、被爆者は目に見えない放射線障害に不安を抱えながら生きていると訴えました。

 日本原水協の高草木博代表理事は、被爆者と核兵器廃絶を願う人々の運動は核兵器禁止条約を誕生させ、3年を迎えたと語りました。日本は広島、長崎、そして、アメリカが行ったビキニ水爆実験でのべ1000隻のマグロ船が被災したにもかかわらず、禁止条約に参加していないと批判し、署名を呼びかけました。

 千葉県のAさん(82)は「理屈抜きで核兵器に大反対。核兵器は直接被害を受けていなくても影響は大きく、その被害は1度では終わらない。人類が持ってはならない最悪のものだから廃絶しかない。いまの自民党政治は本当にダメ」と語りました。

 静岡市のBさん(83)は、「核兵器は絶対に反対です。放射能の影響で困っている人がたくさんいます。いまの政治を変えないと子やその次の子どもたちも大変なことになる」と署名に応じました。



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