探査衛星「はやぶさ」プロジェクト・チームに国民栄誉賞を
6月14日、探査衛星「はやぶさ」が地球に帰還し、本体は大気圏内で燃え尽きたが、切り離されたカプセルが豪州南部で回収された。03年5月に3億キロ先の小惑星イトカワに向け打ち上げられ、7年振りの帰還である。小惑星イトカワに着陸後、帰還に際し燃料漏れ、通信の途絶など各種のトラブルを克服し、4年遅れの帰還である。
太陽と地球間の距離の約40倍の60億キロに及ぶ宇宙の長旅であり、小惑星イトカワからどのような物質を持ち帰ったかはこれから調査されることになるようだが、無人とは言え、3億キロ先の小惑星イトカワへの着地、帰還は米国の月面着陸に次ぐ歴史的な快挙と言って過言ではない。宇宙の生成過程など、今後の宇宙研究にとって大きなブレークスルーとなろう。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査衛星「はやぶさ」プロジェクト・チームに国民栄誉賞を贈るべきであろう。持ち帰った物質が期待されるほどのものであったかどうかは別として、3億キロ先の小惑星イトカワへの着陸、帰還自体が今後の宇宙研究に大きな貢献をすることになろう。更に、各種の技術的なトラブルを克服した7年間に亘る忍耐強い努力と不屈の精神は国民的な大きな賞賛に値する。(06.10.) (All Rights Reserved.)(不許無断引用)
6月14日、探査衛星「はやぶさ」が地球に帰還し、本体は大気圏内で燃え尽きたが、切り離されたカプセルが豪州南部で回収された。03年5月に3億キロ先の小惑星イトカワに向け打ち上げられ、7年振りの帰還である。小惑星イトカワに着陸後、帰還に際し燃料漏れ、通信の途絶など各種のトラブルを克服し、4年遅れの帰還である。
太陽と地球間の距離の約40倍の60億キロに及ぶ宇宙の長旅であり、小惑星イトカワからどのような物質を持ち帰ったかはこれから調査されることになるようだが、無人とは言え、3億キロ先の小惑星イトカワへの着地、帰還は米国の月面着陸に次ぐ歴史的な快挙と言って過言ではない。宇宙の生成過程など、今後の宇宙研究にとって大きなブレークスルーとなろう。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査衛星「はやぶさ」プロジェクト・チームに国民栄誉賞を贈るべきであろう。持ち帰った物質が期待されるほどのものであったかどうかは別として、3億キロ先の小惑星イトカワへの着陸、帰還自体が今後の宇宙研究に大きな貢献をすることになろう。更に、各種の技術的なトラブルを克服した7年間に亘る忍耐強い努力と不屈の精神は国民的な大きな賞賛に値する。(06.10.) (All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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