日本社会の各分野で注目され始めている本を、下記の通りご紹介致します。
「日本の倫理融解(メルトダウン)
ー「心の再生」を国民的プロジェクトとして取り組むべき時 ー
提言編」
小嶋 光昭著
内外政策評論家
前駐ルクセンブルク大使
発売 星雲社
別途電子書籍(パピレス)あり。
教育再生は、基本法の改正や制度改編が行われていますが、社会倫理や公徳心を含め、抜本的な改革がなされないまま教育再生会議も失速し始めています。しかし、法律で人の「心」を縛ることは出来ませんし、法律や制度に「心」が通っていなければ効果は限定的です。
現在でも、社会の広範な分野で比類の無い事件や不正の連鎖が続いています。社会保険庁の年金納付の未曾有な記録漏れ問題は場合により4割前後が特定困難の見通しであり、また、社保庁職員他による年金保険料の横領や収賄、守屋前防衛事務次官の過剰接待問題、談合や収賄などの行政での不正や事件は、単に特定省庁の問題ではなく、公務員としての倫理の希薄さ、士気の低さを象徴していると言え、地方公務員を含め、簡素化と倫理の再構築が強く求められています。更に船場吉兆・赤福、鶏肉等の偽装事件などに止まらず、夫婦間・家族間での殺人事件、集団自殺や政治資金の問題、そして銃による凶悪犯罪や教育界での不祥事や拡大する「いじめ」など、不正、事件は止まる気配がありません。
このままでは日本の倫理はメルトダウン(融解)してしまうのかと危惧されるところです。規則や罰則の強化などは局部的に行われており、それはそれで必要ですが、それだけではだけでは倫理のメルトダウンは止まらないのでしょう。
規則や罰則を読む「心」、倫理の問題があります。
最近、大学や大学院の検討がされ始め、また、主要紙でも「心」の健康や家庭の問題などが取り扱われ、本著の提案等が注目され始めています。
本著は、各社会分野毎の事件や不正の具体的な事例を振り返り、全般的な広がりを見せ始めている倫理のメルトダウンを危惧し、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、個々人、家庭、幼児教育を含む教育、企業・組織の場での取り組みについて、重層的、実践的に提言すると共に、行政や司法のあり方や取り組みについても率直に提言しています。
著者は、30年以上の外交分野その他での活動通じて、内外での広い経験と知識を有しており、「海外での活動において、日本自体の健全な発展が最大の誇りであり、力と感じている」と言う。だからこそ、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、提言しています。
「心」の問題は、政府や行政だけに任せられる問題ではありません。本著が、国、地方の行政、コミュニテイ作りなど、市民の健全な生活を構築するための触媒となることを願っています。
本著は、実務的、実践的ではあるが、最近の日本社会の風潮を記録する「歴史を刻む書」と言えます。
主要書店でお尋ね頂くか、注文下さい。また、パピレスを通じ電子書籍としてインターネット上でもご覧頂けます。
「日本の倫理融解(メルトダウン)
ー「心の再生」を国民的プロジェクトとして取り組むべき時 ー
提言編」
小嶋 光昭著
内外政策評論家
前駐ルクセンブルク大使
発売 星雲社
別途電子書籍(パピレス)あり。
教育再生は、基本法の改正や制度改編が行われていますが、社会倫理や公徳心を含め、抜本的な改革がなされないまま教育再生会議も失速し始めています。しかし、法律で人の「心」を縛ることは出来ませんし、法律や制度に「心」が通っていなければ効果は限定的です。
現在でも、社会の広範な分野で比類の無い事件や不正の連鎖が続いています。社会保険庁の年金納付の未曾有な記録漏れ問題は場合により4割前後が特定困難の見通しであり、また、社保庁職員他による年金保険料の横領や収賄、守屋前防衛事務次官の過剰接待問題、談合や収賄などの行政での不正や事件は、単に特定省庁の問題ではなく、公務員としての倫理の希薄さ、士気の低さを象徴していると言え、地方公務員を含め、簡素化と倫理の再構築が強く求められています。更に船場吉兆・赤福、鶏肉等の偽装事件などに止まらず、夫婦間・家族間での殺人事件、集団自殺や政治資金の問題、そして銃による凶悪犯罪や教育界での不祥事や拡大する「いじめ」など、不正、事件は止まる気配がありません。
このままでは日本の倫理はメルトダウン(融解)してしまうのかと危惧されるところです。規則や罰則の強化などは局部的に行われており、それはそれで必要ですが、それだけではだけでは倫理のメルトダウンは止まらないのでしょう。
規則や罰則を読む「心」、倫理の問題があります。
最近、大学や大学院の検討がされ始め、また、主要紙でも「心」の健康や家庭の問題などが取り扱われ、本著の提案等が注目され始めています。
本著は、各社会分野毎の事件や不正の具体的な事例を振り返り、全般的な広がりを見せ始めている倫理のメルトダウンを危惧し、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、個々人、家庭、幼児教育を含む教育、企業・組織の場での取り組みについて、重層的、実践的に提言すると共に、行政や司法のあり方や取り組みについても率直に提言しています。
著者は、30年以上の外交分野その他での活動通じて、内外での広い経験と知識を有しており、「海外での活動において、日本自体の健全な発展が最大の誇りであり、力と感じている」と言う。だからこそ、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、提言しています。
「心」の問題は、政府や行政だけに任せられる問題ではありません。本著が、国、地方の行政、コミュニテイ作りなど、市民の健全な生活を構築するための触媒となることを願っています。
本著は、実務的、実践的ではあるが、最近の日本社会の風潮を記録する「歴史を刻む書」と言えます。
主要書店でお尋ね頂くか、注文下さい。また、パピレスを通じ電子書籍としてインターネット上でもご覧頂けます。