僕はちゃんと生きています。

僕の生存確認用の(自己中心的な)ブログです。空を飛ばないユーラシア大陸横断旅行記を書いていきます。

9月19日 シェキ観光。

2012-09-20 02:03:56 | アゼルバイジャン

昨日と今日でシェキを観光しました。

昨日は適当に歩き回りました。

 

西の方に行くと、大きなほとんど干からびた川がありました。

その上の橋の真ん中から下を見てみると、草むらの上で寝転がってるおじいさんと、草を食べてるたくさんのヤギがいた。

 

橋を渡り終えると、中くらいの山の前に着きました。

尾根に道が続いていて、頂上まで行けそうだったので登り始める。

途中まで登るとシェキの街が見渡せていい景色だった。

その先には、牛とか鹿とかがたくさん放し飼いされていたので引き返すことにした。

帰る途中、道の脇に牛が何頭かいた。

 

帰りにまた橋を渡っているとさっきのおじさんが起きあがって座っていた。

なんか「よぅ!俺を撮れ!」みたいに言っていたので、「とるよー!」って言って橋の上からズームして撮った。

ついでにヤギたちも撮った。

ほんとはヤギとおじさんを一緒に撮りたかったけど、ちょっと距離があって無理だった。

陽気なおじさんに橋の上から手を振った!

 

夕食はスパゲッティーにじゃがいもタマネギとまと炒めをそえて食べた。

商店の兄ちゃんが勧めてくれた麺の真ん中に穴が空いてるスパゲッティーを買ったのだけど(ストロー型)、うまく巻き付かないし、すすれない。

なんっていうかラーメンの麺の中が空洞になっていてすすってもすすれないというなんとも食べづらかった。

就寝。

 

 

今日の朝食は美味しかった!

バターと自家製ジャムがナンが嬉しい。

 

洗濯を済ませて、ハン・サラユというところに向かう。

邸宅の観光スポットで、外観もさることながら中はもっとすごい。

 

部屋のすみずみに施された絵画とガラスの幾何学的なアートが美しかった。

ロシア語のガイド付き。

さっぱりわからん。

中は写真撮影禁止だったのが残念。

いたるところに監視カメラがあった。

外観は写真に収めました。

 

午後は、シェキの北6kmほどにあるキシという村を目指す。

バスがあるらしいけどバスの番号がわからない。

タクシーに聞くとキシまで5マナトというのでやめておく・・・

 

バス停にいた人たちに番号を教えてもらって、歩いて北の方のバス停に行く。

 

15番か25番のマルシュルートカ(ワゴン車みたいなミニバス)を待つ。

反対車線には来るのに、こっちの車線には全然来ない。

1時間待ってバスが来なかったら帰ろうと思っていた。

40分ぐらい待ったらバスが来た。

 

バスは満員で、立ってるんだけど天井が低いので背中を丸めないといけない。

気がつくと道の悪いとこをどんどん登っていく。

 

キシ村についたので降りる。

キシ村にはアルバニア教会というところがあって徒歩15分らしい。

しかし道がわからないので、分岐点に差し掛かるたびに人に聞いた。

みんな親切に教えてくれる。

アルバニア教会に到着。

建物がヨーロッパっぽくなってきた。

展示物もいろいろあった。

発掘されたミイラもいくつかあった。

 

周りが山のいい景色だったので歩いているだけで面白い村だった。

 

下車した場所でマルシュルートカを待つ。

待ってるとタクシーが来て、シェキまで1マナトでいいから乗らないか?という。

1マナトならいいや(バスは0.2マナト)と思って乗る。

座れるし快適だし降ろしてもらいたいところで降ろしてもらえた。

 

今日も夜にスパゲッティーをつくろうと思って野菜を買って帰る。

 

シャワーを浴びて部屋に戻ろうとするとテラスに人が集まって食事をしていて「ここ来て食べな」と言われ夕食に混ぜてもらう。

チャイとか、ナンとか、魚のフライに梅のソースをかけたもの、シェキ風のプロフとかですぐにお腹いっぱいになった。

「も、もう食べれないよ・・・」と伝えるのが大変だった。

 

バクーにいるときはアゼルバイジャンなんか嫌いだーと思ってたけど、シェキに来てよかったなと思う。

街並みも好きだし、なにより人が良いと思う。

 

 

明日はバスを乗り継いで、グルジアのトビリシに行きます!

トビリシには安宿が多いのでやっと一息つけそうです。

 

フォトアルバム更新しました!

良かったら見てください。

 

14、トルクメニスタン

http://blog.goo.ne.jp/photo/198782

 

15、アゼルバイジャン

http://blog.goo.ne.jp/photo/198792

 

それでは、また!

 

 

 

 

 

 

 

 

アゼルバイジャンの物価

1マナト=100円

1マナト=100クピカ(補助通貨)      1クピカ=1円

 

ファンタ500ml      40クピカ

ファンタ2.25L      90クピカ(←お得)

ナン              30クピカ

メトロ一回          20クピカ

路線バス          20クピカ

ケバブ            1.2マナト

夜行電車            6マナト

ハン・サラユ入場料     2マナト

 

 

 


9月18日 トルクメニスタンを抜け、カスピ海を渡り、カフカスへ!

2012-09-18 21:03:27 | アゼルバイジャン

 

あこがれのカフカスの大地にたどり着きました!

今はアゼルバイジャンのシェキという、真ん中よりちょっと北の山の方にいます。

涼しくとても過ごしやすいです。

あと街並みがヨーロッパっぽい。

シェキは明日のんびり観光しようと思います。

 

ついに時差が日本時間から-5時間になりました!

遠くに来たなーと思ってます。

しかし今はサマータイムで一時間早くなるので、結局今まで(中央アジア)と同じ4時間の時差になります。

 

トルクメニスタン入国から振り返ります!(量が多くなりそうなので軽めで)

 

・トルクメニスタン入国

ブハラからバスを乗り継いでイミグレに着く。

途中で会ったトルクメニスタンのおばさんにそこまで連れってってもらった。

ウズベキスタン側を通過。

 

いざ、トルクメニスタン側に行くとランチタイム。

12時~14時まで昼休みらしい。

眠い。

 

トルクメニスタン側で荷物を全部開けた。

しまうのがめんどい。

 

国境を抜けるとタクシーがたむろしている。

トヨタの車ばっかりだった。

乗りたくないが乗るしかないので乗る。

 

 

・ティルクメナバード

最初の街ティルクメナバードに夕方ぐらいに着く。

夜行でアシガバードに行こうと思い、チケットを取る。

そしたら夜中の2時発のチケットだった。なにしてようか・・・

夜行の値段は7マナト。200円。破格だと思う。

 

駅で出会ったオーストリア人と英語がしゃべれるトルクメニスタンの女の子と一緒に、そのへんを観光した。

金の大統領とか100年前に造られた橋とか見た。

 

 

・アシガバード

アシガバードに着いたのは翌日の16時。

お目当ての安いドウノーラウ邸、アマーノウ邸ともになくなったらしい。

というのを、道を聞くために入った高級ホテルのフロントの人が教えてくれた。

近くに35ドルの宿ならあるというでそこを紹介してもらう。

「送ってくからちょっと待って」と言われてちょっと待つ。

その間、コーヒーとかサンドイッチとかをもらった。ありがたい。

 

夜は街をうろつく。

宮殿みたいな建物の写真を撮ろうとすると、警備員みたいな人に怒られた。

よく見るとそこかしこに監視の目がある。

 

次の日の朝は、路線バスに乗ってテケバザールに行った。

トルクメニスタンの公共の交通機関はめちゃくちゃ綺麗だ。

 

駅の荷物預かり所に荷物を置いて、街の中心部に行く。

金の前大統領像はたくさんあったけど、太陽とともに回転するやつが見つけられなかった。

地図が古く変わった部分が多くてわからなかった。

 

夕食に鶏肉とじゃがいもの煮物を食べる。洋風の肉じゃがみたい。

 

夜行列車に乗りティルクメンバシュへ。

また7マナト。200円。夜行2回、1200kmぐらいの道のりを合計400円はすごい。

ラピュタでも見て寝ようかなとパソコンを開くと、そんなもの見てないでこっちきなさいと言われた。

トルクメニスタンでは駅でも電車でも憔悴するほど、色々な人に話しかけられた。

外国人はやはりめづらしいらしい。

もはや珍獣あつかいだ。

 

 

・ティルクメンバシュ

ついに港町ティルクメンバシュに着く。

食料を調達して、船に向かう。

港にはアゼルバイジャン行きの船が泊まっていてちょうど良かった。

3時間待って、出国手続きを済ませる。

どこで金を取られるのかなと思っていると、船の入口に乗務員がたむろしていてそこだった。

90ドルと言われた。

これは現地人価格の5~10倍ほどだ。

ここを渡るしかないから乗るしかないのだけど、足元を見られて金づるだと思われてるのが船員たちの態度でわかったから、とても悔しかった。

これなら「外国人は90ドルだ」とそっけなく言ってくれたほうがいい。

 

乗船して、キャビンルームを一人で使った。

部屋は案外快適だった。

持ってきた袋ラーメンを食べた。

 

普通の客船はデッキの上とか入れないけど、この貨物船はデッキの上に上がったりできるので面白かった。

夕焼けも良かったけど、星空の方がすごかった。

真っ暗な海を船が走っているから、デッキから見える星の量が半端じゃない。

しゃがんで夜空を見上げると海が視界から消えるので、まるで宇宙船に乗ってるような気分になれた。

思わず夜更かししてしまった。

 

 

・アゼルバイジャン、バクー

朝6時に扉をドンドンされて起きる。

出ろというので、急いで下船。

 

アゼルバイジャン入国。

すぐにバクー駅に行ってシェキ行きの夜行の切符を取る。

大好きなメトロに乗って旧市街を観光へ。

メトロはSuicaみたいなやつを買って、チャージしていく方式。

1manat(100円)チャージした。(アゼルバイジャンマナト 1マナトでちょうど100円)

一回乗るごとに0.20manatずつ減った。

 

乙女の塔を見に行く。

工事中だった。

 

朝ごはんにナンを食べる。

朝たたき起こされたせいで、海沿いの公園のベンチで眠くなってきたので寝る。

すると警察に怒られる。

なんでベンチで寝てはいけないんだ。

 

しょうがないので、丘を登る。

ケーブルカー沿いに階段が続いていて、そこをひたすら登る。

ケーブルカーの終点からさらに登って、頂上付近に到達。

いい景色!

ここなら誰も来ないし大丈夫だろうと思って、石段の上で寝る。

30分後、また警察の人に起こされる。

なんで、石段の上で寝てはいけないんだ。

安住の地はないのか・・・

 

火が燃え続けている寺があるのでそこへ向かう。

地下鉄とバスに乗る。

バスの周店の近くらしいが、場所がわからないので人に聞きながらなんとか着く。

たしかに燃え続ける火があった。

むかしは天然のガスだったらしいが、今はガス会社が提供してるらしい。

 

バスに乗って戻って、地下鉄の駅の近くの塀の上に座ってのんびりする。

電車までまだ時間がある。

パトカーがやってきて「そこに座るな」と怒られた。

なんで塀の上に座ってはいけないんだ。

危ないからだと思う。

 

夜行電車がこないなーと思っていたら、奥のホームに既に来ていた。

なんとかぎりぎりで乗れた。危なかった。

 

車掌さんはなにかと助けてくれたし、一緒のコンパートメントの人は良くしてくれた。

朝はみんなでチャイを飲んだ。

 

シェキ駅からシェキ市街までは20km弱離れているので、駅にいた乗合タクシーに乗った。

 

シェキには安宿がなく、情報もない。地球の歩き方にはもはやシェキの情報なんてないし、シルクロードの本は情報が古い。

できれば英語なので見たくもないけど、しょうがなく見たロンリープラネットには「民宿を斡旋してくれる人がいるから〇〇さんに電話しよう(電話番号もちゃんと書いてある)、残念なことに英語は通じない」と書いてあった。

じゃあどうすればいいんだよ!!

旅行会社があるはずだから、そこ行けばなんとかなるだろう。

行くとすでになくなっていた・・・歩き回るけど見つからない・・・どうしよう・・・

 

銀行に行って英語しゃべれる人を見つけて電話してもらった!

その人が来て、民泊するところを紹介してくれた。

 

今はちょっと大きな家に泊めてもらっています!

1泊朝食付きで12manat(1200円)。

ちょっと高めだけど、アゼルバイジャンの物価を考えるとこれはいいほうだと思う。

 

しかも、wi-fiがあるから驚いた!

良さそうなところなので2泊します!

 

シェキ観光したあと、グルジアのトビリシに向かいます。

 

グルジアでは山に行きたいです!

久しぶりにトレッキングしたいなーなんて思っています。

 

シェキ観光が終わったらまた更新します。

 

それではまた!

 

 

 

 

 

 

 

トルクメニスタンの物価

 

1ドル=2.85manat

1manat=28円

 

500mlのファンタ      1.2マナト(←ファンタとコーラで物価水準がわかる)

ナン                  1マナト

夜行電車14時間         7マナト

カフェで食事            7マナト

カップ麺             1.5マナト

路線バス            0.2マナト

種ありブドウ1kg        1.5マナト

YesterdayとSailingの生演奏が聴こえてしまい、思わずほいほい入ってしまったバーで飲んだアップルのカクテル      15マナト