また北に進んでシャウレイという町に着きました。
ここに来たのは十字架の丘を見るためです。
カウナス出発から・・・
カウナスのCityHostelを出発する。
居心地が良くて、朝ごはんも出て、いいところだった。
バスターミナルに乗って2時間ほどでシャウレイに到着。
窓から見える景色はのどかだった。
15時前に着いて、宿に荷物を置いて、「よし、今日のうちに十字架の丘を見て明日はラトヴィアだ!」
あーでも天気悪いしー
あと1時間で暗くなっちゃうしー
とりあえずバスターミナルにもう一度行って、十字架の丘行きバスとリーガ(ラトヴィア)行きのバス情報を入手。
じゃあ、スーパー行って夕飯の買い物をしよう。
日本の醤油が高いので、中国の醤油を買った。
醤油の周りには、SUSHIに関連したものがたくさん。寿司用の米とか海苔とか。
そして今日
急いで逃げなきゃいけないのに、なかなか竹は割れなくて、でも頑張って割ると、中から車のカギが出てきて、近くのコインパーキングにあった車に乗って、駐車券がないのでゲートを突き破って、車を乗り捨てて駅に向かい、電車に乗る前にキャッシュカードで預金を全額引き出そうとATMに行ったところで、目が覚めた。
朝食に昨日の夕食の残りを食べる。
天気悪いし、風強いし、外に出たくないなーとごねていたら12時なってしまい出発。
バスに乗って20分ほどで十字架の丘の近くの停留所につく。
降りるととても寒い。風強い。
ほかに降りる人いないだろうと思っていたら、僕のあとから一人降りてきた。
久しぶりに見るアジア系の顔立ちだった。
彼も十字架の丘に行くらしいので、一緒に向かった。
十字架の丘へはバス停から歩いて20分。
アジア系だと思った彼は、シンガポール人でワルシャワの学校に通っているらしい。名前はグレなんとか。
ワルシャワで学ぶならポーランド語かなと思っていたら、英語を学んでるらしい。
ふつうに英語が上手だったので「英語は超うまいね!」って言ったら、
「シンガポールでも英語を使うことが多いんだ。」と言ってた。
いろんな人種の人がいて、言語も宗教もいろいろらしい。
「日本には、ほぼ日本人しかいなくて、日本語しか喋らないから、日本人は英語うまくないんだ。僕もね。」
寒い。寒い。Shit!って言ってたら
グレが「何度だと思う?」というので
「5度くらいだと思う。」と言ったら、
「バスターミナルの温度計は0度だったよ」と教えてくれる。
昼なのに0度。しかも、風強い。
などと喋って歩いてた。
東欧に入ってからあんまり人と喋ってなかったので、久しぶりに色々と喋った。
遠くからでも丘がなんとなく見えていたが、近づくとすごい!
「なんで、ここに十字架が刺さってるか知ってる?」とグレが言う。
「いや、知らない。」と言うと、
この丘がソビエトの占領に反抗して人々が十字架を刺し続けたのだと教えてくれた。
「この十字架何個ぐらいあるか知ってる?」って聞いてみたら
「さあ。1万個ぐらい。でも小さいのもたくさんあるからもっとあるんじゃない。」
たしかに。これは数えられない。
・フォトアルバム シャウレイ十字架の丘
http://blog.goo.ne.jp/photo/211494
30分ぐらいウロウロ見た。
帰りのバスまであと30分なので、もどる。
バス停が見えてくる!
バスはきっと遅れてくるはずだから、少し遅れても大丈夫とか思っていたら、
「バスが来た!時間通りだ!走れー!」と二人してバス停にダッシュした。
バスターミナルにもどる。
グレは今日一日で、
リーガ→シャウレイ→十字架の丘→シャウレイ→ヴェリニス
というハードなスケジュールだ。
ヴェリニスに向かうバスに乗る彼を見送った。
ちなみに僕は逆だけど
カウナス→シャウレイ(一泊)→十字架の丘→シャウレイ(一泊)→リーガ
二泊三日かかっている。
わしも若い頃は元気じゃったんしゃがなー
明日は朝のバスに乗って昼にはラトヴィアのリーガに行きます!
バルト3国の真ん中にあるだけあって、大きな町みたいです!
北に行けば行くほど寒いのは当たり前か。我慢大会なのか北欧。
いや、フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの三強に比べたら・・・
では、また!
シャウレイに向かうバスの中、景色にも見飽きてパソコンを開く。
そして、「バス男」を見る。もう7回目ぐらい。
一回目は脈絡のない映画だなーと思っていたら、あとからじわじわくる。すげー!
登場人物がダメ人間ばっかりなのに、なぜか憎めない。心温まるかもしれないお話。
もしかしたら、ただ単に僕の英語力が低くて内容を理解してなかっただけかもしれないけど・・・