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先週も大きな動きは見られず、相場全体に膠着状態が続いている。
WTI原油価格に注目すると、逆ヘッド&ショルダーズのネックライン52.2の手前で1か月間もみ合っている。
今後、ネックライン52.2を超えると上昇に弾みが付きやすい。
コモディティー価格の上昇はリスク選好と捉えられて円は売られやすく、かつ、原油に相対するドルは売られやすくなる。
原油価格のブレイクは相場全体にとって大きなインパクトを与える可能性に注意したい。
一方、注目のドル円も、重要な分岐点の手前でもみ合っている状態。
足踏み状態が長く続けば続くほど、その後の動きが大きくなる事を認識して臨みたい。
世界は各種のリスク要因が山積している状態に変わりは無く、テールリスクを含めてリスク管理を徹底して臨みたい。
USDJPY (日足)
先週は下降トレンドライン⑥の手前まで上昇する場面があったが頭は重い。
このままディセンディング・トライアングルの下方でのもみ合いが継続すると、下方向へのブレイクの確率が高まって行く。
100.00-98.98の分厚いサポートのブレイクは、何らかの強いネガティブな材料を伴わないと不可能であろう。
そして、サポート割れした場合は、急落するリスクが高い事を想定しておきたい。
売買方針は先週と同じであるが、下方向へブレイクする確率を高めてポジションを構築して行きたい。
EURJPY (日足)
赤点線で示すようなトライアングルを先週は想定していた。
27日には下のラインでサポートされて上昇に転じている。
スイングは様子見。
EURUSD (日足)
②と③ラインによって形成されるトライアングルの頂点に近づきつつあり、今後のブレイクに注意。
1.1121割れがあった場合には下方向に加速し、その流れでトライアングルを下抜けする可能性も想定しておきたい。
こちらもスイングは様子見。