昨夜のNHKのウィーンフィルの特集で、
「第5番運命」「第6番田園」「交響曲第4番」をロングランで放映していた。
「運命」の終わり方はいかにも劇的で、そろそろ終わりが近いぞ…、
いよいよ終わるぞ!、もう一回で最後だぞ!、どうだ終わっただろ!
パチパチパチ…、
というように絶頂で華々しく終えるので、誰にでも解かりやすい。
相場に例えれば、ドル円のウェッジを下抜けてセリング・クライマックスを迎え、
直後に反転上昇して今度はウェッジを上抜けて行く…という感じである。
「田園」は小川のほとりを歩いて行くという情景が目に浮かび、
なんとも美しく、大好きな曲の一つである。
曲の終わり方は、安らかに満ち足りた充実感を持って、徐々に静かに終わる。
ドル円に例えれば、ゆっくりとラウンドボトムを形成し、
ネックラインもゆっくりと上抜ける…、
後から振り返ってみると、綺麗なダブルボトムを付けて反転していた…、
というような、昨日アップしたような美形チャートのイメージである。
「第4番」は、主旋律がはっきりせず、ちょっと退屈であり、
終わり方もいつ終わったのか印象にない。
ベートーベンには申し訳ないが、前者の2曲と比較すると感動するものが少ない。
固有の名称が付けられていない事も頷ける。
そして、この曲のイメージは、ここ10日間から昨日までのドル円の動きに似ている。
メリハリが無くてたいくつである。
全てが不完全燃焼である。
下落相場が終わったのか継続しているのか、何時まで経ってもはっきりしない。
そんなことを感じながら聞いていた。
雇用統計の発表では予想通りラウンド・ボトムを上抜けした。
しかし、23時のISMの発表では下落。
一日を振り返ってみると、「行って来い」の一番つまらない、退屈なパターンに終わった。
コツンもドカンも無く、緩慢な曲がダラダラと続いているようである。
例えて申し訳ないが「第4番」に似ている。
ちなみに第4番の正式な名称は、
「ベートーベン交響曲第4番変ロ長調作品60」という風に長々しくて気に入らない。
来週月曜日はトロントと米国がレイバーデーで休みである。
指標の発表も無い。
次なる大きなテーマも見当たらない。
ドル円は「休むも相場」が続くが、ウェッジを上下に抜けていて目が離せられない。
エントリーは、強弱分岐ゾーン84.60-70で抵抗なら売り、上抜けで買い。
(利食いの目途は、安値②の上、高値⑦④の手前)
一方、ユーロドルは、H&Sパターンの右肩に相当する1.2922や1.2932を越えてしまうと、
もはやH&Sはダマシとなり、その反動で上昇継続が期待できる。
上抜け後の押し目を待ち、買い場探しに徹する。
「第5番運命」「第6番田園」「交響曲第4番」をロングランで放映していた。
「運命」の終わり方はいかにも劇的で、そろそろ終わりが近いぞ…、
いよいよ終わるぞ!、もう一回で最後だぞ!、どうだ終わっただろ!
パチパチパチ…、
というように絶頂で華々しく終えるので、誰にでも解かりやすい。
相場に例えれば、ドル円のウェッジを下抜けてセリング・クライマックスを迎え、
直後に反転上昇して今度はウェッジを上抜けて行く…という感じである。
「田園」は小川のほとりを歩いて行くという情景が目に浮かび、
なんとも美しく、大好きな曲の一つである。
曲の終わり方は、安らかに満ち足りた充実感を持って、徐々に静かに終わる。
ドル円に例えれば、ゆっくりとラウンドボトムを形成し、
ネックラインもゆっくりと上抜ける…、
後から振り返ってみると、綺麗なダブルボトムを付けて反転していた…、
というような、昨日アップしたような美形チャートのイメージである。
「第4番」は、主旋律がはっきりせず、ちょっと退屈であり、
終わり方もいつ終わったのか印象にない。
ベートーベンには申し訳ないが、前者の2曲と比較すると感動するものが少ない。
固有の名称が付けられていない事も頷ける。
そして、この曲のイメージは、ここ10日間から昨日までのドル円の動きに似ている。
メリハリが無くてたいくつである。
全てが不完全燃焼である。
下落相場が終わったのか継続しているのか、何時まで経ってもはっきりしない。
そんなことを感じながら聞いていた。
雇用統計の発表では予想通りラウンド・ボトムを上抜けした。
しかし、23時のISMの発表では下落。
一日を振り返ってみると、「行って来い」の一番つまらない、退屈なパターンに終わった。
コツンもドカンも無く、緩慢な曲がダラダラと続いているようである。
例えて申し訳ないが「第4番」に似ている。
ちなみに第4番の正式な名称は、
「ベートーベン交響曲第4番変ロ長調作品60」という風に長々しくて気に入らない。
来週月曜日はトロントと米国がレイバーデーで休みである。
指標の発表も無い。
次なる大きなテーマも見当たらない。
ドル円は「休むも相場」が続くが、ウェッジを上下に抜けていて目が離せられない。
エントリーは、強弱分岐ゾーン84.60-70で抵抗なら売り、上抜けで買い。
(利食いの目途は、安値②の上、高値⑦④の手前)
一方、ユーロドルは、H&Sパターンの右肩に相当する1.2922や1.2932を越えてしまうと、
もはやH&Sはダマシとなり、その反動で上昇継続が期待できる。
上抜け後の押し目を待ち、買い場探しに徹する。