![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/66/047f53dbe65143b999fcb5b8facccf19.jpg)
先週はようやく大きく動いた。
その前兆は、ユーロドルが複数のチャートポイントがスクランブル状態で交差するポイントから反発して上昇に転じた事。
つまり、注目していた上昇チャネル下辺①、及びBゾーン上端にサポートされて上昇を開始した事。
ここは海外のプロたちが売買分岐点として判断すると言われている日足200日SMA(緑)も走っている。
反発は当然の結果であったともいえる。
そして、金曜日に迎えた米雇用統計では、その流れが加速する結果になった。
今週は14~15日にFOMC、15~16日に日銀金融政策決定会合、23日には英国のEU離脱を問う国民投票を控えていて、波乱が予想され、要注意!
USDJPY (日足)
注目していたレジサポ110.58-66ゾーンは先週月曜早朝にブレイク。
その後、直近高値111.87のダブルトップが強く意識され、火曜日早々には下落に転じた。
そして短期補助ライン⑦を下抜けてからは下落が加速し、中期下目線の本流に戻った形。
この流れで金曜日の米雇用統計で急落し、日足では4連続陰線を示した。
5月度のリバウンドによる上昇の殆んどを打ち消していて、足元では「短期売られ過ぎ」。
よって108.65から売り上がっていたスイングショートは今朝に全決済。
今後は充分な戻りを待ってからの再度の売り場探しを計画したい。
戻りの目処は、過去のネックライン107.49、押し安値108.21、下落途中の窓上108.48、50%戻し108.89…など。
尚、重要なイベントをいくつも控えていて、発表の直前にはポジションを小さくする工夫も必要。
特に、英国のEU離脱の思惑などで急騰、急落することも想定されるので、対策をした上で臨みたい。
EURJPY (日足)
下降トレンドライン③と短期支持ライン⑤に挟まれて、揉み合い中。
ライン⑤を僅かに下抜けているが、ここからの反発も充分に想定されるので、安易なショートは見送りたい。
相場がリスクオフ・モードに切り替わった場合にのみ、ショート参入を考えたい。
EURUSD (日足)
幾つものラインが重なる重要なポイントから反発して、上昇チャネルに沿った形で急騰。
足元では急騰直後のスピード調整が必要と思われ、高値揉み合いによる時間調整になるか?…、又は値幅による調整になるか?…。
今週は重要なイベントを控えていて、イベントを無視することはできない。
テクニカル的には上目線であり、もしも大きく下押しした場合は試し買いから参入したい。