ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

7月18日からの計画   相場の大きな分岐点にあるドル円

2016年07月18日 01時25分58秒 | 日々の売買計画と結果

改善された米雇用統計と参院選後の景気刺激策の期待により、リスク選好ムードに大きく傾いている。
そして、米ダウもS&Pも過去最高値を更新し、日経平均も週足大陽線を示した。
英国離脱決定前のレベルに向けた回復の過程にあるが、
週終値にかけては、トルコの地政学的リスクが浮上した事や、利益確定売りで押し下げられた。
米国市場は堅調で、利上げ観測などが持ち上がればドル円の上昇に更なるドライブがかかりそう。
但し、相変わらず英国、EU、中国などでの不透明感が強く、何かがあればリスクオフに戻される可能性が高いことに変わりはない。
相場の転換点にあり、上下に大きく振られやすい状態にあると感じる。
ポンドの動きが大きく、短期トレードはポンド円、ポンドドルの効率が良い一週間であった。

USDJPY (日足)
切上げ型のダブルボトムのネックライン103.53を上抜けて、倍返しの目標値まで上昇を達成した一週間であった。
75.56からの上昇に対する50%押しレベルと、1998年8月高値から降りてくる下降トレンドライン⑥にサポートされてダブルボトムが形成された形。
今週早々にもネックライン103.53へのリターンムーブが確認されれば底打ち感が強まり、更なる上昇に弾みが付き易い理想的な形になる。
但し、直上には英国離脱決定前の高値106.79と38.2%押しが控えていて、更にその上には下降トレンドライン⑥が待ち受けている。
これらの強いチャートポイントを上抜けるには、それなりのファンダメンタルズの後押しが必要と思われる。
106.79とライン⑥を越えた場合には、高値125.85からの下落波動(2波)が終了し、安値98.97が(3波)のスタートの起点となる可能性が高くなる。
よって、その後の押し目は、長期保有のスイングロングの買い場になる。
一方、リスクオフの再燃により、106.79を超えることなく再び100.00を割った場合は下落波動(2波)が継続し、94.66をトライする可能性が濃厚となる。
今週は重要な分岐点をどちら方向に向かうのか…?を決定付ける1週間になるかもしれない。

EURJPY (日足)
こちらも同様のチャート形状であるが、EURUSDの上昇が足踏みをしている分、戻りが少なくなっている。
ドル円をトレードした方がパフォーマンスが良い1週間であった。

EURUSD (日足)
Bゾーン、並びに200EMA線を跨いで上下動を繰り返していて、方向感無しの状態。
様子見。

 



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