
先週のNY原油は27.56の安値を付けた直後に、限月交代がきっかけになって反発した。
時を同じくして欧州や日本の追加緩和の期待が高まり、足元ではリスクオン相場に転換。
ドル円はH&Sのネックラインから、ユーロ円はダブルボトムから、NYダウとNASDAQは昨年8月安値から、独DAXも昨年来の安値から、それぞれ反発するという結果になっている。
売り込まれてきたポジションの巻き戻しが始まり、暫らく続く可能性がある。
今週はFOMCを始めとして各国の指標や声明の発表が多く、かつ、水星の逆行明けと重なる事からボラティリティが高まる可能性が高く、要注意!!
小まめに利食いながら、回転を効かしたトレードを心がけたい。
USDJPY (週足)
先週の水曜日には、注目していたヘッド&ショルダーズのネックライン116.45-50、並びに直近安値116.16を割り込む動きがあったものの、しかし、下に走ることは無く115.96から反発した。
時を同じくして他の市場でもコツンという変化が見られたことから全てのポジションを手仕舞った。
大きく売り込まれてきた相場では、大量のポジションがショートに片寄っていて、更に下を売り込む輩がいなかったと思われる。
むしろ115円台を見たという達成感により利食いが始まり、それ以降は118.87まで巻き戻された。
123.74からの下げに対して丁度23.6%を戻していることから、早々にも下げ始める可能性もある。
一方、これまでの下げがきつかった事やH&Sの左右のバランスを考慮すると50%戻し、120.00、121.00レベルがあってもおかしくない。
今週から暫らくはどこまで戻されるのかに注目し、スイングの売り場を模索することとなりそう。
尚、声明や指標で跳ねた場合には短期で売ってみて、状況によってはスイングへの移行も考慮したい。
EURJPY (週足)
再び下攻めがあり126.08をトライする場面があったが、反発した。
綺麗なダブルボトムを形成する結果となり、ここから反発する可能性が高まった。
短時間足で、上昇のスイングにトレンドチェンジして行くかに注目。
EURUSD (週足)
ブルーゾーンBとCとの狭い範囲で揉み合い中。
様子見継続。