日経平均の上値試しは、三空踏み上げの足型を示しながら上昇して14356~14615の窓を埋めて38.2%まで戻し、その後は早々に反落した。
USDJPYもリバウンドのパワーは弱く、1月13日安値102.82の手前では頭が重くなった。
時間足では、ラウンドトップらしきスイングを描きながら高値・安値を切り下げ始めている。
GBPUSD、EURUSD、AUDUSDなどのドルストレートも、抵抗ゾーンに阻まれて上値が抑えられている。
週足でみると、相場全体に上値が重くなっていて、テールリスクを含めた下落再開に対する準備が必要と考える。
USDJPY (日足)
長期短期共に、売り場探しに専念した一週間であった。
戻り候補の中では一番浅い戻しレベルの13日安値102.82の手前で反落した事は、反発力が少なく、相場が弱いと見られる。
上値試しを終了し、仮想チャネルライン⑥ラインに沿った下落を再開したと考えられる。
来週も、102.82や50%戻しのレベルを超えない限り積極的に売り戦略で臨みたい。
EURJPY (日足)
ネックライン140.90は強い抵抗ゾーンになっていて、そこまでの戻りを待っていたが届かず。
USDJPY下落、EURUSD上昇に挟まれて、揉み合う一週間になってしまった。
来週は、上記レベルまでの戻しがあった場合、もしくは、
USDJPYが反落を加速し、かつ、EURUSDも反落の動きを示した場合(リスクオフ)は、積極的にEURJPYをシヨートしていきたい。
EURUSD (日足)
上値抵抗ゾーン(ブルーA)にまで上昇して越週した。
ここを突破しても、抵抗ゾーン(ブルーB)や長期下降トレンドライン⑤に達するまでは売りも買いも仕掛けづらい。
一方、ここから反落して行った場合はEURJPYで仕掛けた方が妙味がある。
よって、様子眺めとする。