「ちまちま」のゲーム日記。

現在は、シャープX1と、レトロPC&ゲームの記事が中心です。

信onで学ぶ「たのしいさんすう」

2013年06月03日 07時42分22秒 | 信日常生活

これもたしか凶変物理の野良徒党であった話し

「今の徒党の平均レベルは?」

普段気にする事は無いですが
自分だけ極端にレベルが低かったりした場合は
少し気になったりするのでしょうか。
過去には目利き千引や、敵平均LV30以上で金果銀果ドロップとかもありましたね。


普通、7人徒党の平均レベルを計算するには
全員のレベルを足して7で割れば良い訳ですが

暗算が得意ならいざ知らず
自分の暗算能力では「7人分のレベルの足し算すら怪しい
さらにその上7で割るとか難易度高過ぎな暗算は頭から煙が出るレベル
(やって出来ない事は無いが、極端に時間かかった上に間違ったりしそう...)

まぁ自分みたいに「ゲームの為の電卓」がいつも手元にある環境なら
徒党組んでる時に叩けば良いだけなのですがw


しかし徒党員曰く、いとも簡単に平均レベルが分かるとか何とか



●普通の計算式とか

例えば徒党員のレベルがこんな感じだったとします。

65、63、64、63、65、65、60

この徒党の平均レベルを一瞬で出せる人は、お見事です。お引取り下さいorz

実際は縦に並んでるので
65
63
64
63
65
65
60
の方が見やすいですかね?

普通に計算すると、(65+63+64+63+65+65+60)/7
=63.571428が平均な訳ですが
ぶっちゃけ、必要なデータは敵より上か下か、
必要レベルより上か下かってだけなので
62~63~64のどの辺りなのか分かれば良いのです。


余談ですが、全世界では下の計算の答えを結構間違えるらしい
65+63+64+63+65+65+60÷7
日本人で良かった...



●実際に脳内で行われている処理

そこで、掛け算や割り算は使わずに
小さな数字の足し算と引き算だけで大体の平均を出してしまうのが
その徒党員さんの方法でした。

要は、凸凹している数字を「引いた数だけ足して」”平らにする”簡単な作業

何処を引いて何処を足したか分かるように区切って平らにしてみる。

65 > 64
63 > 64

64 > 64

63 > 64
65 > 64

65 > 64
60 > 61



65 > 64 > 64
63 > 64 > 64
64 > 64 > 64
63 > 64 > 64

65 > 64 > 63
65 > 64 > 63
60 > 61 > 63

自分は同じ数字が固まる様に、わざわざ2回に分けて変換しましたが
脳内で変換出来る人は一発変換すればok。

例えば、全部の65から-1して、60に+3してしまう方が1回で済みます。
自分の場合は上から同じ64が並んでないと、64が何個あるのか忘れてしまうので
あえて同じ数字が上下に分かれる様に変換しています。

過程は自分の脳内で一番やり易い様に変換出来るのが特徴。

こう脳内変換すれば、自分が理系脳だからなのかもしれませんが
何となく”63~64の間で「63.5より少しだけ64に近い数字」が平均レベル”
と言う事が割と短時間で分かりますよね。
掛け算も、割り算も、大きな数字を扱う必要もありません。
(実際、-1、+1、+2、しかしてませんので誰でも高速暗算が可能です)

この思考が成立している訳は
「レベルキャップがあり、高レベル帯に集まりやすい」
「狩場では同じぐらいのLVの人が集まりやすい」
「数字が縦に並んでいる」
と言う、ゲーム特有の環境だからだと思われます。



●ゲーム以外で

普段の計算でも全く使えない方法ではありません。
例えば「987+345」を普通に筆算で計算すると毎桁繰り上がり面倒です。

しかし、987を1000にするに足りないのが13と
この程度の暗算なら一目瞭然なので
345から13引いて、1000を足せば(頭に1を付ければ)
繰り上がりと言う概念を無くして計算する事が可能になります。
あえて数式にするなら
987+X=1000、X=13、345-13=332、1000+332=1332
数式にすると余計にややこしくなる、不思議っ!!


他には600円と530円の平均を出す時も
「600+530=1130。1130÷2=?」と出すより
差額の半分を足すか引くかすれば良いだけなので
「600-530=70。70÷2=35。530+35=?」
と、ひと手間増やす事で大きな数字を扱わない様にすれば
案外すんなり計算できたりする事もあるでしょう。


958円を割り勘にしたい時
900÷2=450
50÷2=25
8÷2=4
450+25+4=?と計算した方が楽な人も居るでしょう。

無論、全て同じ方法で計算したら楽になると言う訳では無く
「切りの良い数字にしてしまう」
「計算し易い数字に分解する」
「繰り上がり(繰り下がり?)を極力減らす」
「なるべく大きな数字を扱わない」等が、
簡単に計算する為に重要なだけで、
凝り固まった思考を捨てて「極力シンプルに計算するルート」
を見つける必要があります。

自分が理系脳だからかどうかは分かりませんが
文字配列を単なる数字として捉えるより、図形として認識してしまう事で
上記の様な脳内変換が容易に思えているだけかもしれないので
万人向けの計算方法では無いかもしれません。



●まとめ

そう言えば、学校では筆算の方法は習うのに、暗算の方法って習わないですよね。
ぶっちゃけこの方法を知るまで暗算とか凄く苦手でしたが
この方法を知って色々考える様になってから簡単な暗算が楽しくなってきました。

子供の頃から暗算の訓練をしている人にとっては「何を今更」な話しですが
完成された数式では無く、大雑把な計算方法で段階を踏んで行く様が
算数の原点を垣間見たような少し不思議な感覚になった、野良徒党での一幕でした。


この様に野良徒党での出来事を書いていると
単調でツマラナイと言われている作業の中でも
いかに頻繁に情報交換が行われていたか
またネタ話が沢山あったかが良く分かりますね。


新章のオープンバトルっぽい?仕様が
ただ忙しいだけの単調で楽しく無いゲームシステムとならない事を祈りますw
信onのアクションはオマケで楽しむものであって
オープンバトルの忙しい攻略がメインになってしまうと
RPGやシミュレーションは好きだけど....
と言う人達に敬遠される可能性があります。
まぁ、今の信onがシミュレーション寄りかと言われれば、そうでも無い気がしますがw


信onは、作業作業と言いつつもダベリながら狩りが出来るからこそ
今でも他には無い「ながらゲー」として、自分は遊び続けているのではないかと思いました。


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