名古屋に即日処理できるプロラボがなくなり40年ほど前の状況に戻ってしまったため、フィルムの現像処理はたいへん面倒な行程となった。Yashica35で撮ったKodak100(ネガカラー)は長らく放置してあったが懇意の写真店でやっと現像。その店でも今は処理本数が少なく処理液の管理が大変のようだ。ネガ現像もやがて名古屋では、更にはすべての現像が日本ではできなくなるのだろう。
ま、それはさておき、45mmのレンズで久しぶりに撮った。Yashica35の発売(1958年)当時から評価の高かったレンズで今見ても大変優れた描写だ。ピントはシャープだが空気感を感じるのは45mmという焦点距離の恩恵が大きいのかな?自身がズームレンズばっっかり使っている昨今、「標準」と呼ばれるレンズの使い方をいまだに把握してないのが情けない。35ミリカメラの標準レンズは基本的に50mm。黎明期の一眼レフは58mmなどと長めであったがこれを使ってみると広角レンズ的な描写は難しいし、コンパクトカメラ系に採用が多い40mmでは望遠レンズ的効果はは望めず、このことを考えると標準が50mmというのはやはり妥当だろう。しかし45mmを使ってみるとこの画角と遠近感の方が50mmより目で見た感覚に近いように思える。
<Yashica35/Yashinon 45mm 1:28 /Kodak100>
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