フィルム撮影の時代、スタジオ内での商品撮影の光源には主としてタングステンライトを使っていた。デジタルカメラでの撮影が主流になりタングステン機器は何かと不利になってきていたので、デジタル移行に伴い主光源を蛍光灯に切り替えた。大型スタジオ以外では照明光源はストロボが定番だが細かいコントロールが面倒で、光り物などの撮影に向かないからだった。蛍光灯は定常光で御し易いが、スポットライトというものがなくタングステンのような細かいコントロールはやはり難しいので、こんなものを作ってスポットの代用として使ってきた。
近年、撮影用のLED照明がいろいろ出てきている。面光源ばかりではなくタングステン時代に重宝したソーラースポット(龍電社/RDSの商品名)型のものも見かけるようになったが15万円を越す価格で試しに買うには高すぎて手が出ない。そんな中、先月Amazonで3万円代半ばのLEDスポットを発見し、思わずポチってしまった。(つづく)
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