12月15日(日曜日)快晴
今朝も寒さが身に沁みる。街を歩いているとスカートに短いソックスだけの女性を見かけることがある。半径1メートルほどの周囲しか目に入らなかった若い頃の自分もそういうやせ我慢をしていただろう。半径5メートルくらい目に入るようになった今の自分はそういう人を見ると”冷えると身体によくないわ”と一言声を掛けたくなってしまう。でもそれをグッと抑えて通り過ぎる。自分では良かれと思っても「多様性」を重んじなくてはいけない世の中。
しかし、合奏をする上で「多様性」は別の話。発展途上の私たちはまだ半径1メートルほどしか目に入らない、聞こえない。それを救う羅針盤が指揮者なんだと先生が力説。今回演奏する曲はテンポが速い曲が多いので身体に不必要な力が入り、視界も狭くなってしまう。例えば初めて泳ぎを覚える時、身体の力を抜いてただ仰向けに浮くことから始める、そんな感覚を想像すれば良いのだろうか? 技術的な完成度を上げるのは残り1ケ月を切った今からではストレス。力を抜いてメロディの波に乗れることを意識すれば良いのだろうか?残り2回の練習でどこまで到達できるのか、私自身まだ不安が勝っている状態。寒いから余計に力が入るし。。。
【今日の練習】
1.音階練習 C-dur a-moll 気温が低いので、しっかり楽器を温める。管楽器はロングトーン必須。
2.”ラデツキー行進曲” 強弱のメリハリをしっかりつける。Trioの後、これまでの壮大な曲調から華やかな曲調に変わる。イメージを持って雰囲気を変える。
3.”ワルツ” 11、12小節目でリズムを掌るパートのテンポが遅くならないように意識。⑦は前の小節から間を開けずつっこむ感覚で。曲の雰囲気をしっかり掴んで、強弱の意味を感じ取りながら演奏。
4.”黒人霊歌メドレー” 休みが続いた後、出だしが遅れないよう、しっかり音を鳴らす。
5.”コーヒールンバ”
6.”花嫁人形変奏曲” 18小節目 Andantino、Kさんの指揮を注視! 44小節目から3拍子に変わるところの切り替えに気をつけて。Kさんも慣れない指揮なので、演奏側がしっかりテンポを掴むこと。
次回12月15日の練習は午後に小アンサンブル用に会場を確保してあるので、全曲を全力で練習。
9時~ 森図書です! お間違いのないようにお気をつけください。
【あとがき】
冬の夜空は空気が冴えて美しい。今夜はコールドムーン、今年最後の満月の夜。1月11日のコンサートの成功をお月様にお願いするとしよう。