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流山シニアアンサンブルの活動の記録
個人の感想、個人の趣味を交えて気の向くままに綴ります。

12月1日練習日記

2024-12-02 13:46:35 | 日記

12月1日(日曜日)晴れ

 とうとう師走。スーパーの食料品売り場にもそろそろお正月用の食材が並ぶようになり、嫌でも気分は年末モードになりつつあるが、練習会場の外の景色は秋真っ盛り。黄色く色づいたイチョウの葉と青空との対比がとても美しい。こういう風景を目にすると何故か幸福感でいっぱいになる。

 今日から”花嫁人形変奏曲”の練習を開始。Kさんが17歳の時にフルート3重奏用に編曲したものを私たちのために先生が再編曲してくださった。先生のご苦労とKさんの思い出に残るよう、心を込めて演奏したいですね。

【今日の練習】

1.音階練習 Cdur 

2.”花嫁人形変奏曲” 拍子、テンポが途中で変わるので、指揮を必ず見ること。ほとんどの団員はメロディは知っていると思うが、曲調の変化を掴んで雰囲気が伝わるように演奏したい。パートによっては何小節か休みがあるので、小節を数えて出遅れないこと。

    ”きんらんどんすの 帯しめながら 花嫁御寮は なぜ泣くのだろ
    文金島田に 髪結いながら 花嫁御寮は なぜ泣くのだろ” 

  この歌の歌詞はいろいろな想像を掻き立てられる。家の為に望まぬ相手との結婚を強いられたのか、それとも慈しんで育てられた両親の元を去るのがつらいのかなど。

3.”ワルツ”  ⑬から練習。速いテンポについていく。スルドク切るところ、音を抜くところ、音の強弱、クレッシェンドのつけ方、他の楽器と合わせているか。たくさん指摘をいただきましたが、ちゃんと把握しましたか?きっちり練習しましょう!

  ところで、”仮面舞師踏会”はレールモントフというロシアの作家の戯曲が原作とのこと。

おおまかなストーリー : 過去に凄腕の賭博師だった主人公は結婚して妻と静かに暮らしていたが、久々に訪れた賭博場で全財産を失いかけていた公爵を見るに見かねて過去に鳴らした腕で破産から救う。その公爵に誘われて仮面舞踏会に行くことになる。同じ頃、主人公の妻も仮面舞踏会に行っていた。妻は夫からもらったブレスレッドをうっかり舞踏会で落としてしまう。そのブレスレッドをある女が拾う。その女は夫と一緒に仮面舞踏会に行った公爵に口説かれ、拾ったブレスレッドを公爵に記念として渡す。公爵はそれを夫に見せる。夫は公爵と自分の妻の浮気を疑い、嫉妬から妻を殺してしまう。妻の無実を後に知った夫は発狂してしまう。”ワルツ”は殺害される前に夫と妻が舞踏会で踊る場面で流れるとのこと。

 物語は名誉が何より大切なロシアの閉鎖的な上流社会が背景にあるという。公爵は主人公に助けられたことで名誉を失い、妻の浮気を嫉妬し殺害したことで夫も貴族としての名誉を失う。ブレスレッドを落とした妻も記念として渡されたブレスレッドで弱みを握られ名誉を失い、作者のレールモントフ自身も彼に名誉を傷つけられた人間との決闘で命を失うという皮肉な結末を迎えたとのこと。(決闘は名誉を回復する手段だった)

 なんだかブラックユーモアのような話だが、ダークなイメージが湧きそうですよね。

4.”Tribute to Henry Mancini"  一度通す。自分なりの課題を見つけて練習しましょう!

 

次回の練習

 12月8日(日曜日)9時~ 北部公民館 


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