確認ポイント
CBR650R(2021)乗りから見たCBR600RR(2021)
街乗り
CBR600RR センターアップマフラーということもありシートが暖かい。今回試乗したのが12月ということもありポカポカして具合が良かった。むむ?とすると夏は暑くなるのかしら?前傾姿勢強めのため街乗りはあまりしたくない気持ち。発進時のトルクが薄目のためアクセルを多めに開けると良し。
CBR650R アップライトなライディングポジションで視界と姿勢に余裕があるため安全寄りに走れる。発進時のトルクはあるように感じるがなぜか遅く感じる?発進時に飛び出すことのないような特性かもしれない。唐突な所が無く常に余裕をもって操作できるのが良い。
高速道路
CBR600RR 一定速度での巡行がつらく感じる。アクセルを開けて、スピードを乗せた加速状態を維持すると走りやすい。
CBR650R 一定速度の巡行がやりやすい。車を追い越す時の加速は鈍めなので追い越すために必要な距離感に注意が必要かも。
グリーンラインのような細い峠で楽しめるか
CBR600RR イマイチ。CBR650Rの方が現時点では楽しめている。恐らく、高回転寄りにトルクとパワーが出る特性のため、細くクネクネした林道では楽しさが半減。
CBR650R 扱いやすいエンジン特性のため走りやすい。バイクに刺激を求めている人には向かないかも?のんびり景色を見ながら安全に走れる。細い道も見通しが悪い道もアップライトな乗車姿勢のため走りやすく感じた。
名栗の中速コーナリングを楽しめるか
CBR600RR 試していないが、伊豆スカを走った感覚からすると楽しめそうに思う。エンジン伸び切る感とクリーンな排気音が気持ち良いだろう。車体が吸い付くようなコーナリングを楽しむには中速以上が必要なのかもしれない。
CBR650R 一定のペースでストレス無く走ると楽しい。加減速を繰り返すような走り方はあまり合わないような気がする。また、エンジンの振動が大きくなる領域を使用しないで走る事で気持ち良く走れるだろう。低いギアでエンジンの振動が酷い回転域を使用すると人によっては嫌になるかもしれない。
伊豆スカのような高速コーナリングで楽しめるか
CBR600RR 楽しめる。オンザレール感覚でコーナリングできる。コーナリング中のライン変更の自由度も高い。高速域からのブレーキングに握力が必要に思った。ブレーキパッドを変更してみたい。走りに重点を置く場合は断然こちら。
CBR650R どちらかというと走りを楽しめない。景色のいい道を走るなら目を三角にせず周りのペースに合わせて走りやすい。加速も減速もマイルドなので気を負わず楽しめると思う。走りに重点を置く場合はあまり勧めにくいかなあ?
ライディングポジション
CBR600RR
首 問題無し。前傾が緩やかに感じた。タンクの前後長も大きくは感じなかった。
手首 100km程走行した時点で右手首が痛くなった。ハンドルが開き気味のためか身体の前傾を強制され、疲れてきて腕を突っ張ってしまう姿勢になると手首に負担がかかる。
視界 前傾姿勢の割にはあまり問題なく感じた。CBR650Rよりは前傾するが、それなりにストリートにも合わせた緩めの前傾姿勢なのかもしれない。
ステップ なんとなく前寄りに感じた。そのためバックステップで適正位置を調整したくなった。CBR650Rでも感じたし、CBR1000RR(SC59)でも感じたが、ホンダでは街乗りを考慮して前寄りのポジションになっているのかな?と思った。バックステップで好みに調整してねと言われている感じ。
CBR650R
首 問題無し。軽めの前傾で首が自然に起き上がっている感じ。タンクの前後長も短めなので乗車するとバイクをより小さく感じる。
手首 乗車姿勢が自然なため手首に負担がかかりにくい。
視界 首が平気なのであまり問題なく感じた。
ステップ 前寄り。バックステップで適正位置を調整したくなった。CBR650Rでも感じたし、CBR1000RR(SC59)でも感じたが、街乗りを考慮して前寄りのポジションになっているのかな?と思った。バックステップで好みに調整してねと言われている感じ。でも街乗りを考慮するとこのままで良いような気もしてくる。
排気音
CBR600RR アイドリング時は低音が効いていて、高回転時は突き抜けるようないい音がする。エンジンを回して走るときの高揚感は抜群。
CBR650R アイドリング時は低音が効いていてなかなかカッコいい。高回転時は印象にない。これは回しても周りにも自分にも優しい音ってことなのかな?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます