ツーリングお知らせ板

バイクとキャンプとご飯のひとりごとです。

ZX-6R コーナリングのつぶやき

2022年04月21日 | ZX-6R

ZX-6Rはエンジンの吹け上がりと排気音のバランスが気持ちいい。これがコーナリングの楽しさにとても効いていると思う。

コーナリング開始時はアクセルを全閉にしない(もちろん全閉にすることもあります)。フロントに荷重が移動しフロントタイヤの面圧が高まるよう適度にアクセルワイヤーの重さを感じながら圧が途切れぬようスムースにアクセルを閉じていく。コーナーの形とこれから走るラインを俯瞰イメージし、ラインにのせ、路面状況をバイクの動きと視覚で感じとり、これから現れるコーナリングの先の交通状況と路面状況にも先に先にと気を配る。身体をインにいれつつ身体はバイクから離れないように充分にシートとステップと弓なりの上半身を使って荷重を乗せ続ける。セルフステアリングを活用しつつも少しだけ修正したり。バイクが嫌がる動きをしそうになるならステアリング操作はしない。ギャップで飛んでもバイクの動きに逆らわない。尻グリップで前後のグリップを感じ取り、リアサスとリアタイヤのグリップに意識を移動する。

アクセルをパーシャルっぽい位置からエンジン出力をあげる方向にするが、アクセルを回す際に、路面状況とタイヤのグリップ感により強く集中する。安心感があればアクセルを開けるし、不安感があればバイクが安定する方向性にて操作する。時にはこのコーナーを楽しむのはあきらめてさっさと安全な走り方に転換する。クリッピングポイントを過ぎて立ち上がり方向になる。アクセルを開けてエンジン出力を高めていくが、この時のトルク感が2気筒エンジンと4気筒エンジンで異なっていて、エンジン回転のどこからでもほしいトルクが取り出せるのが2気筒エンジンで、トルクが出ている回転域を使っていてもあまりトルクを感じないのが4気筒エンジンと思う。サーキットで走れば速度レンジが高まってもっとダイレクト感があるのだろうか。それはそれとして、峠ではそう感じている。といってもバイクは前に押し出されているしアンチスクワットも感じ取れている。ちゃんとバイクに荷重がかかって一つの塊となって走っている。そして、次のコーナーに向かってアプローチを始める。。。

といった過程で、エンジンの反応の良さと排気音の気持ち良さがこのバイクの好きな所。それに、頭打ち感が無くどこまでも伸びていくようなエンジンの回り方も、これだよこれ~!って思う。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿