14000キロぶりにレバーをメンテナンスすることにした。操作感が変わることが殆ど無いというか、ほぼ認識できないので、私の中ではついつい忘れてしまうメンテポイントの一つ。
できれば頻繁にメンテしたいところ。これを怠ると軸受け部と軸となるボルトが摩耗するのでガタがでるんだけど、これも徐々になので慣れてしまうため、使用感からメンテタイミングだなっていうのがなかなかわからない。相当に摩耗が進めばそれは分かるけど、、、今程度では全くわからん。ということで、定期的に行うのが吉なんだけど、、、
今回、6Rに乗り換えてから初めてのレバーのメンテナンスを行ってみた。
クラッチ部の拡大写真。載せてから気づいたけどウエスの繊維がついていてなんか恥ずかしい。
クラッチの取り付け部を分解するにあたり、周辺を子細に眺めてみると、クラッチスイッチを外すか、薄口のソケットレンチじゃないと軸受けを外すことができなさそう。
手持ちの工具では合う薄口のソケットレンチがなかったのであきらめた。クラッチスイッチを外すのが面倒になっちゃったからだ。
仕方なく、シリコングリスをまんべんなく吹いてから、ウエスで余分なグリスを拭き取っておいた。かなり雑。
吹くタイプのグリスは周りに飛び散るため、ウエスで周辺をカバーするかグリスに当たる部をしっかり覆って、グリスを周りに飛び散らないようにするのがポイント。
グリスが飛び散ったことに気が付かないまま放置してしまうと、プラスチック部や塗装部のムラになってしまうのでホント注意が必要。
クラッチレバー周辺のメンテナンスは24か月点検時にお願いしちゃおう。。。
ブレーキ部周辺の拡大写真。
ラジアルポンプに近いセミラジアルポンプらしい。ラジアルポンプの場合は、ブレーキマスターシリンダーに対して垂直(軸受中心軸に対し、垂直な方向に働く荷重をラジアル)に当たるものを指すため、↑のタイプだとゆるやかな(直線に近い)円弧を描くため、厳密にはセミラジアルポンプというなどというのを、YZF-R7の何某かの記事で知った。
ブレーキレバーを外すのは簡単だけど、↑にも写っているメッキのボルトをなめたり傷つけたりしないようにするのが肝心。ここの傷は意外と目につくから。
後で思ったけど、14000キロ使用したブレーキレバーのボルト部の写真を撮っておけばよかった。
ウエスでしっかりグリスを落として(結構、ガンコな汚れに変貌していた)から金属部が当たる箇所全てにグリスを塗布。
そして、取り付け。
メンテ前後でクラッチフィーリングやブレーキフィーリングが劇的に変わる事もないが、長く乗るために時々メンテしてやろうと思う。
まあ、問題があるようならパーツ交換しちゃえばいいんだけどねw
手を入れることでますます愛着が増す6Rでした。
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