日々雑感

日々の疲れたことを書きます。

知財のススメ

2020-12-27 14:22:11 | 薬剤師
知的財産基本法は、日本の知的財産立国実現のために、知的財産の創造、保護および活用に関する施策を集中的かつ計画的に推進するために、2002年(平成14)12月4日に制定された法律です
 その内容は、この法律の基本理念、国および地方公共団体の責務、事業者の責務、発明者等の創造的活動を行う者の処遇、産・官・学の連携の強化、競争促進の配慮、法制上の措置等にわたるものです。
まぁ~、アメリカのレーガン政権の時のプロパテント政策に近いものですかね。これが、90年代のアメリカのソフトウエア産業の起爆剤になりました。

これに呼応するかのように弁理士試験に変化が起きました。幅広い人材の育成です。試験の一部免除制度です。論述試験の選択科目の免除です。
で。
薬剤師は理工Ⅲ(化学)です。

ところで、弁理士の業務は特許出願の書類などを作成する業務です。当然その技術を理解できなければ文章にすることはできません。大学の研究者らは特許書類を「あれは科学論文ではない!」と言いますが、これこそ薬剤師の職能だと私は思います。

昨今の薬剤師業は早晩、瓦解、更地になるでしょう。

で、薬学部で知財教育を進めてはどうでしょう? 到達目標は知財検定です。この分野に進みたいという学生は弁理士を志せばいいのです。

今年は、10人の薬剤師の弁理士が生まれました。
どうですか?

現状では、薬学部(特に薬剤師コース)には未来はありません。
薬学部ではなく「厄学部」になっています。

まぁ~、無聊人の戯言です。

では、また。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする