日々雑感

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環境計量士-3

2021-05-04 22:18:03 | 資格
な~んか?環境計量士のアクセスが多いので詳しく解説します。(皆さん変態??)

環境計量士の詳細
環境計量士とは、環境に関する計量の専門知識・技術を有する者に対して資格を与え、一定分野の職務を分担させることにより、計量器の自主的管理を推進し、適正な計量の実施を確保することを目的とした資格です
環境計量士は、計量管理を職務とする者です。計量管理とは計量法第109条において「計量器の整備、計量の正確の保持、計量の方法の改善その他適正な計量の実施を確保するために必要な措置を講ずること」と定められており、主に適正計量管理事業所及び計量証明事業所において計量管理等を行っています。また、計量管理業務のほかに、都道府県知事・特定市町村長が行う定期検査等を代わりに実施することができます。

• 環境計量士共通の主な業務
計量証明書で環境計量士が行う業務としては、計量機器等の整備、計量の正確性の保持、計量の方法の改善(より良い分析方法などの変更)、その他に機器等の保管・検査、分析方法の決定(選定)、分析方法(操作)の指導、分析結果の確認です。
また、計量証明書(分析・測定結果を証明する文書)の発行の中には、環境計量士の押印が義務付けられています。これらは、法的に文書化されている事項で、 実際には、この他にその事業所で環境計量士としての業務が十分果たされるような、立場に位置づけられることが重要となります。
環境計量の技術は、日々高度化しており、新しい機器の登場、濃度関係では、新規有害化学物質に対する分析の必要性に伴い、より微量化学物質(ダイオキシン 類)の分析方法も採用・追加されています。そのため常に新しい情報に目を向け、技術の向上、関係法令の理解にも努力することが求められます。

• 環境計量士(濃度)
濃度の計量及び計量管理に係わる職務を担当します。大気では、工場から排出されるばい煙や環境大気中の有害物質、悪臭物質等の測定します。
水質・土壌では、工場・生活排水などによる汚濁物質排出状況、河川・湖沼・海域の汚濁状況や有害物質の不適切な処理による工場跡地等土壌汚染状況を測定します。

薬学部の分析化学そのものです。

これってわかる?
これの歴史的背景には環境問題が大きくなった時代に分析したデータの改竄が過去にあったようです。そのために一定の知識と経験を有する者にその分析結果の責任を負わせるためにできた資格のようです。

【試験科目】
■濃度関係
1.環境関係法規及び化学に関する基礎知識  ←基礎化学&無機化学
2.化学分析概論及び濃度の計量  ←ここは全部JISの分析方法
3.計量関係法規
4.計量管理概論  ←確率と統計

【計量士登録】
計量士になるためには、次のコースに応じた条件に適合し、経済産業大臣の登録を受けなければなりません。

計量士国家試験に合格し、かつ実務経験その他の条件を満す。

で!その他の条件とは?
環境計量士(濃度関係)
・ 濃度に係る計量に関する実務に一年以上従事していること。
薬剤師の免許を受けていること。 ←ほらここ!
・ 職業訓練指導員免許(免許職種が化学分析科である者に限る。)を受けていること。
・ 職業能力開発校(訓練科が化学系化学分析科である者に限る。)を修了していること。
・ 技能検定のうち、検定職種を化学分析(等級の区分が一級又は二級のものに限る。)又は産業洗浄(実技試験の科目を化学洗浄作業とするものに限る。)とするものに合格していること。
・ 技術士(衛生工学部門に係る登録を受けている者に限る。)の登録を受けていること。

薬剤師って結構いい資格でしょう!
弁理士試験でも有利だよ!誰が有利にしたんだろう?

臨終臨床は…・・頑張ってね!

では、また!
コメント
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