化石採集体験 伊賀のお友達

夏休みの最後の日曜日、伊賀市から来ていただいたたくさんのお友達は鳥羽竜化石が見つかっ海岸ですばらしい体験をしました。恐竜が生きていた時代と同じ時代の化石を見つけ、今度は私たちも恐竜化石をと夢見ながら挑戦しました。いまから十年前に貝化石を採集に来た谷本さんたちがここで恐竜化石をたまたま発見したのです。それは宝くじにあたるに等しい体験だったのです。それから十年、日本の恐竜研究は大きく進展しました。はじめは恐竜の種別もマメンチサウルスではないかといわれていたのが、最近の研究でアジアに生息していたティタノサウルスではないかという判定になってきました。そしてこの一年の間に兵庫県の丹波で、また福井で鳥羽で発見されたと同じ仲間の恐竜ではないかという化石の発見が続いています。

今回恐竜化石発見まで行かなかったけどそこに近づく入り口は開かれた感じです。伊賀のお友達、鳥羽のみんなまた現場を訪れて化石発見に挑戦してみて下さい。
伊賀の皆さんとおくからご苦労様でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　鳥羽恐竜研究振興会　山下

化石採集体験 伊賀のお友達

みんな熱心です。一時間あまりたちましたが、まだまだ探します。大人の人はすこし疲れてきましたが、子どもたちは元気です。小石を拾っては講師の先生にたずね、化石の発見になったり、ちがったり。何回もくりかえし挑戦していました。
興味を持ち出すと子どもたちの集中力はすばらしいです。現場での感触とロマンの探求にチャレンジです。木陰が少しずつのびて現場の海岸も涼しかったです。

化石みつけたよ

現場での化石採集体験。だんだんすばらしいものが出てきました。二枚貝の貝化石がきれいに見えました。一生懸命さがした成果でした。このお友達は目が慣れてきたのか次々と見つけ出しました。
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　二枚貝の化石
　　　　　　　　　　　　　　　

鳥羽の小さな探検家

現場での化石採集体験教室も同時に開催していましたので市内の子どもたちも参加してくれました。まだ保育所の子どもですが、お兄ちゃんやお父さんたちと熱心に砂浜の小石を探し、その中から貝化石を見つけ出しました。何度も私のところに見つけた小石をさしだし確かめてくれました。

だんだん目が慣れてきて貝の化石も見つかり始めました。すばらしいことです。地元の子どもたちがこんなに熱心に挑戦してくれていることに感心しました。お父さん、お母さんも一生懸命応援してくれていました。鳥羽で発見された鳥羽竜化石を自分たちでも見つけてみたいという思いはたいへんすばらしいことです。きっとこの気持ちはだんだん大きくなってすばらしい発見につながることと思います。

化石採集体験 伊賀のお友達

みんなの目が慣れてくるとどんどん貝の化石が見つかりました。谷本さんは「ハンマーの音がしなくなってきたら、たくさんいいのが出てきたね。砂浜の中から見つけるほうがいいのがあるよ。」と紹介してくれました。低学年のお友達ですがみんな熱心です。ついてきた大人の人より子どもたちのほうが一生懸命さがしていました。

化石採集体験 伊賀のお友達

海岸を探しているといろいろな化石が見つかり始めました。「この中に二枚貝のかせきがあるよ。たいへんいい化石です。」と紹介してくれました。発見したお友達はうれしそうでした。

化石採集体験 伊賀のお友達

現場での化石採集、みんな熱心に海岸を歩いて化石を探しました。はじめはなかなか見つからなかったけど、目が慣れてくると少しずつ発見の声が上がりました。見つけた石を講師の谷本さんに見ていただきました。

最近の現場の様子

鳥羽竜の化石発見現場は昨年からの雨風でがけの崩落が少し見られ、危険な状態になっていました。あまり現場に近寄らないようにトラロープが張られていました。現場にいかれた皆さんはあまりがけのほうへは近寄らないようにしてください。

現地体験教室 伊賀のお友達

８月２６日、伊賀市からたくさんのお友達がバスで恐竜化石発見現場での体験教室に参加してくれました。総勢44名のメンバーでした。上野歴史民族資料館が特別企画した行事に参加してくれた皆さんでした。
引率の講師は鳥羽竜の化石発見に貢献していただいた谷本さんでした。この現場はなれたもので「いっぺんに恐竜化石ではなく海岸に転がっている貝やしだ化石などの発見から少しずつ目をならして挑戦していきましよう。」と呼びかけてくれた。

化石レプリカづくり

夏休み、鳥羽市歴史文化センターで開設していた化石レプリカ作りに市内のお友達も参加してくれました。きょうは二回目に参加で近所の友達を誘ってきてくれました。化石レブリカ作りも上手で今度は新しい友達に教えてくれていました。