真実の扉

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カルマの法則

2006年04月02日 08時05分15秒 | カルマのこと


カルマは自らが償還するもの

(前回より続く)
単なる除霊が危険なのは、カルマは進化の為にあるのですから、カルマの持ち主がこのように反省し進化しないのにカルマを取り除いてしまうということは、神が図った進化の法則、宇宙の法則に反することであります。
それ故に、下手をすると一時的であれカルマをお節介に取り除いてしまった人が、そのカルマの肩代わりをしなければならないケースすら出てくると思われます。
ですから、愛を発露としていない 「カルマへの情け」は、それが人生最大の命題であったりしたら、かける側にとっても大変に危険な場合があるのです。
苦しみは自らが祓い克服するうという「進化の法則」はカルマの償還の場合でも生きていて、人の進化に抵触する情けは立派な罪になります。
手抜きでの幸せはやってこないということです。

基本的には嘗て罪を犯した人に対しての恨みは、カルマとしての現象を伴って戻ってきますが、その恨まれている人の家族に対しても害が及ぶことがあるのです。
例えば、自分の子供がによって何らかの大きな被害をこうむって悲しみのどん底に堕ちた霊が、後世で生まれ変わった恨みの対象に対して、Aの子供に害を及ぼし、自分と同じ悲しみをAに与えることでやっと恨みの念から解き放たれるということです。

また(後々で述べますが)、「私はあなたでもある」という自他一体を真に確立している人の場合には、例外的に他の人のカルマもある程度請け負うことができると私は考えています。

カルマも個々の場合だけでなく、家族が持っていたもの、国が作ってしまったものなど、種々ありますので、なかなかひとつの法則として枠に嵌めることは出来ず、それ故に宇宙の秘密としての部分が多くあります。
カルマについては、ひとつ誤解しただけで進化を阻むとんでもない理解へと進んでしまうことがある故に、秘密の部分が多いのです。

これらは巷で言うところの憑依現象とはまた違うのですが、原理としては同じで、そういった霊・意識たちのかかわりを私たちは何十・何百と受けています。
一般に憑依現象などは邪霊するというのがもっとも一般的なやり方かも知れませんが、これでは事がすべて終わったということには成りません。
そのときは一時的に不幸が緩和されようとも、霊体・意識体は恨みから解放されたわけではありませんので、また恨みの対象に対して関与してくるのです。

そこでこの会では、前述したように一種、意識体を呼び出して説得するのような形で、恨みの念から解放していただくようにお話をするという対処法が取られます。
繰り返しますが、恨みを買ったも者が自分の過去の仕打ちによって恨んでいる霊に対してよく反省をしてお詫びするという想いが恨みの主に伝わらないと、なかなか事が済まない(許していただけない)ものであります。
いずれにしましても、簡単にカルマを除去するということはできないのです。

除霊のようなことで簡単に幸せになれるのでしたら、カルマの存在など初めから必要ないのです。
宇宙はこの世に、必要のないものなど造ってはいないのです。

カルマの法則も、あらゆる宇宙の法則と同じように進化の法として存在しています。進化が達成されないカルマの消滅は許されるものではありません。
逆に言えば、カルマはどんな形であれ、その(進化の)目的が達成されれば良いのであって、 「撒いた種の刈り方」 まで指定しているわけではないのです。
人を殺したからといって必ず自分が後世において殺されないとカルマの償還は成立しないというわけではないということです。


「優良星界人の教え」

 宇宙学に付いて余談ですが、この学びの中で「優良星界人の教え」という素晴らしい神示がありますのでここでその1部紹介しておきます。
  
 これを読んだ 船井幸雄氏は、この教えに感激し、この教えの為に(未来へのヒント<サンマーク出版>)という一冊の本まで書き下ろしてしまったほどでした。

 船井氏の紹介文は一部分ですので、この教えにつきましては、いずれ私のホームページで全文を掲載して私の解説を加えてみたいと思っています。
 私にしてみれば理にかなった教えなのですが、普通は、「こういう夢のような現実世界があることすら理解できない」というほうが一般的なのでしょうね・・・・


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
remainsさん (とびら)
2006-04-05 22:13:12
remainsさん、はじめまして。

イチローのところでもコメントいただきましてありがとうございます。



ブログ拝見しましたが、

>人が生きていく上で、何かヒントになる事があれば幸いです。・・・



とサブタイトルにありますね。

カルマもいわば大きなヒントで、気づきが大切で、殆どの人は気づかないので、そのままカルマをまともに被っているようです。

というか、気づかなくても身をもって思い知らされるのがカルマですね。



今後ともよろしくお願いします。
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またお邪魔します (remains)
2006-04-05 15:50:17
 こちらにもコメントでお邪魔します。

 船井さんの著書は目を通しております。

 カルマについての考え方

 勉強になりまする。

 ありがとうございます。
返信する
yohkoさん ( とびら)
2006-04-04 22:38:06
こんばんわ、yohkoさん。

お久しぶりでございます。

早速、yohkoさんのブログを読ませていただきました。



「前生のおもいで」についてご丁寧なリンクをいただきまして、ありがとうございます。

心の篭ったエネルギーに満たされていて、とても感謝です。



カルマについてはまだ知識としての部分が多い掲載内容ですが、恨みとカルマが結び付くことを知ることで、人を恨むことの愚かさに付いて気づいていただけたらと思っています。



恨みは自他の分離で、愛とは対極にあるものです。

結論を言ってしまえば、

自他を分離しない恨みのない世界、それはカルマのない世界であり、それが愛と調和に溢れたユートピアです。



またお寄り下さいませ。

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お久しぶりです (yohko)
2006-04-04 21:22:30
とびらさん、こんばんは。



カルマについて、語るのは本当に慎重に気をつける必要があるのですね。

>よく反省をしてお詫びするという想いが恨みの主に伝わらないと、なかなか事が済まない(許していただけない)ものであります。

ということ、心に留めておきます。

ありがとうございます。



ところで以前にとびらさんが記事にしてくださっていた「前世のおもいで」を、わたしのブログでまた話題にさせていただいてます。

当方の文中で、とびらさんへリンクをさせていただきました。どうぞよろしくお願いします。



次回の続きもまた期待してます。
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