雨の中

空から水が落ちてくる



周りの音が雨音となり、



視界には雨が映り込む



空から水が落ちてくること自体


奇跡に近いものなはずなのに


雨！の一言で片付けてしまっている

泥

泥を固めて、


乾燥させて、


焼いて、


上手く出来なくて


ヒビが入ったり、


割れたりして


怪我をすることもある


それでも再度、泥にまみれて


何回も何回も試行錯誤を繰り返す


そういった中で、


人の泥を被ることもある


泥の中に割れた破片を入れて投げられたこともある


それでも自分の泥をこねる


やがて、所詮泥とバカにされてきたその泥は宝石より輝きを放つ泥になる

自意識

どんな、不幸話を聞かされても



どんな、悲しみを打ち明けられても


同情することはない！


この手が届く範囲に居るなら


簡単に不幸になれると思うなよ！

背中

背中を見れない理由って考えたことある？

自分で自分の背中を見るためには鏡などの道具を使うしかないでしょ？


自分で自分の背中を見れてしまったら


誰に頼ることもせずに一人ぼっちになってしまう


背中を預けれる存在を探しなさいって事だと思うんだよね


あとね、自分が知らず知らずの内に背負ってしまっている荷物を


人に気付いてもらって


その荷物を降ろす手伝いをしてもらった時の感謝とか優しさとかそうゆうものを感じるために


背中を自分では見れないようになっているんだよ！

僕達はどれだけの人の荷物を下ろすお手伝いが出来てきたんだろ？


そして、これからどれだけの人の荷物を下ろすお手伝いが出来るんだろう


願わくば、あなたの優しさがその人の心の闇を払う一筋の光にならんことを