今日の寝顔~いつまでも一緒に

わんひとり(推定年齢16歳)、にゃんふたり(推定年齢6歳と4歳)との暮らし、わんの介護日記を中心につづります。

老犬介護の日々の中で

2021-04-07 16:10:24 | 介護日記
今日もご訪問どうもありがとうございます。

いきなり鼻ズームです! 昨年の夏頃のものです。

昨晩は・・楽ちゃん、ドカ食い!
大丈夫か?みたいな・・(;゚Д゚)
まずは、メニューがこれ
タラのオリーブ焼き、脂はふき取りましたよ!の一皿
タラ一切れです。大きめのね。

で、牛肉と豚肉の煮物と、鶏ガラについていた鶏肉を外して、スープで煮たもの。

どれかを食べてくれたらいいとか、そういう気持ちでお出ししましたところ・・・
タラ、むしゃむしゃ!

完食!
え、マジ!大丈夫?食べすぎ感満載!
でも、その後、爆睡。(*´Д`)おなかが空いていたんだね。
で、今朝は食べないだろうと、鶏スープ煮の残った半分を出すと・・
う~ん・・・みたいな・・(;^_^A
で、奥の手! チュールをトライ。鶏レバー風味、

やっぱ、効果あります。レバーは大好き。でも調子に乗ると、下痢の元。
難しいです。
これも完食してくれて、食事はこの頃調子よい。うれしいことです。

今日は、昨年の8月ごろから、介護してきて思ったことを書いてみました。

昨年、肝臓を患って亡くなったわんちゃんのお母さんが、こういわれました。
「寝たきりになるかも、と、古い布団も用意していたけど、立てなくなって2日ほどで逝きました。本当に親孝行の子でした」

老犬介護をされているご家族で、悩まないご家族はおられないと思います。苦しんで悩んで生活にも仕事にも影響が出て。それでも、かわいいわが子を思う気持ちは同じ。
長い間、寝たきりの子を必死に面倒を見ておられる方々の動画や、ブログを読むにつけ、多くのことを学びます。
寝付くことなくすぐに亡くなる子が親孝行であれば、長く寝た切りの子はそうではないのだろうかと皮肉に思えども、いえいえ、どんな状態でも、どんな姿でも親孝行でないわんちゃんやにゃんちゃんはこの世にいないと思います。

楽ちゃんの介護を始めてから、同じ立場の方々にご近所でもお話しを聞く機会があり、またブログを通しても、多くのことを教えていただきました。
そして思ったのが、悩まない家族はいないということでした。
特に認知症の子を介護するご家族は、みなさん同じです。
どうして、この子がこんなになってしまったのか、どうして、自分だけこんな目に合わなければならないのか。どうして?どうして?
その言葉が何千回も頭の中を回ります。でも、答えは出てこない。
先日も、昨年、数か月の介護ののち、見送ったお母さんに話を聞きましたが、こうして、面倒を見る時間をくれたことがありがたかったといわれていました。本当に辛かったと、夜中に泣き叫ぶし、ご飯は食べなくなる、でも、命だからいつかは別れがくる、必ずだれもが同じ。そう言い聞かせて、看取ったそうです。最後は自然に任せて、緩和治療以外に痛みを与える治療はやめて、その子の生命力を見守ると。

自分自身も悩みは尽きません、楽ちゃんの夜鳴きがひどかったころ、慣れないこともあり、何度、この子を殺して、自分も死のうと思ったか。
どれだけ泣いたか。どれだけ、これほど愛情を注いだ子を憎んだか。
でもある日、あるドラマを見て、すべてを悟りました。それから、どれだけ泣き叫んでも、夜中に何度も排泄に起こされても、むしろそれが、生きている証と受け入れられるようになりました。もちろん、イラつくことはしばしばあります、泣きたい日もあります。でも、それを、あの子に見せてはいけないと、常に言い聞かせています。
まるで修行のように。 そして、どれだけ大変でも、ある人にいわすと、介護の入り口でしかないよ、これから、もっと辛いことがあるということでした。
それを想像することはできませんし、それをどう生きていくかも、わかりませんし、自信もありません。
でも、この子が生きたい、という限り、介護すると心に決めています。
誰もが、心の中に鬼もいる、でも、愛情のほうがもっと強い。そして、この子が今までくれた素晴らしい時間を考えたら、きっとできると思います。
人間の介護はまだしたことがありませんので、わかりませんが、きっと気持ちは同じだと思います。

こうして、介護をされている家族の方や、介護を経験された方の話を聞くと、自分の心が落ち着いていくのがわかります。そして、重荷を少しおろせているのがわかります。
介護の息抜き、難しいです。 でも、自分は、楽ちゃんがその日を、どうにか過ごして、眠りについてくれた時、本当によかった、と思います。
それが息抜きではないかと、今日も、気まぐれさんのご飯を作ります(;^_^A

お付き合いいただきありがとうございました。

明日も世界中のおじいちゃん・おばあちゃんわんにゃんとご家族が元気で過ごせますように。