こんばんわ。
必ず行政書士と司法書士事務所を開設する千葉県茂原市茂原市在住の山本 徹です。
Yahooニュースで知ったのですが、関西所属で井上慶太九段門下の棋士の船江恒平六段(33歳)が、将棋の公式戦の対局を重ねながら、専門学校に通い、1年8カ月勉学(将棋ではなく)に励み、難関の公認会計士の資格試験に合格したとの情報が入ってきました。同門には、今期A級に在席した稲葉陽八段や菅井竜也初段がいて、舟江六段も期待の星です。2010年10月に四段、棋士になって通算成績は404の対局があり、259勝145敗、勝率0.641、優勝経験も若手棋戦ですが2回あります。今期も22勝11敗の好成績を上げています。(竜王戦は3組、順位戦C級1組に在席)
記事によれば、『公認会計士の受験を考え始めたのは18年秋ごろ。「将棋以外のことを勉強してみたかった」という。19年3月、第77期名人戦・C級1組順位戦の最終戦を終えた翌朝から専門学校へ通い始めた。当初は1週間のうち5~6日、授業を受けた。「最初の日は対局の後、寝ないまま授業を受けたのをよく覚えています。最初の3カ月がつらかった。』とのこと。
77期名人戦と言えば、舟江六段は藤井聡太七段(当時)と同じく9勝1敗の好成績ながら、順位差で、B級2組に上がれることが出来なかったときです。そのとき気持ちが「将棋以外のことを勉強してみたかった」に繋がったのかもしれません。今期も現在、7勝2敗と高見泰地七段(8勝1敗)と最後の昇級枠争いをしています。
彼は兵庫県加古川市出身、とても誠実で人間性に優れた人です。勝負の世界では、それが甘さになり、実力とその地位が一致しないのかも知れません。
公認会計士の資格(合格証)は、大切に保管しつつも、将棋で更なる上を目指してもらいたいものです。