春の始めの御悦び
貴方に向かってまず祝い申し候
藤原明衡『庭訓往来』より
2025年と暦が詠う
母なる大地が臨月を迎え
愛すべき我が子の誕生に命を削っている
大気のよどみを浄化し
新しい魂の誕生を願いつつ
今年こそはと……
元旦
年頭所感などと偉そうなことを書く立場ではないが、つれづれ心に浮かんだこと……。
今は、自分史ブームも消えて新たな物書き人が少なくなった。自分史編集室の仕事は疎らだ。それで、海外向け翻訳出版している。若い頃得意だった英語だが、単語や慣用句の忘却が著しい。
翻訳は生成AIを参考にしている。ところが、このAIという代物、「あぁ、こりゃAI」と全てお任せとはならない。ときにはトンデモナイ訳文を平気で返してくることがある。あくまでも参考程度だ。
今の社会、あらゆる分野でAIが燎原の火の如く浸透している。そこで、
「はて?」という思い。相手は電子回路だ。宇宙線や電圧変動などで狂うことも予想される。だが、多くの人々は「こりゃエーアィ」と依存症だ。これが怖い。
何と言っても人間の頭脳は、(これも、上手に使えばの話だが)上等に出来ている。何故なら人間には「心」という無限の能力を備えた軌道修正プログラムがインストールされているから。
2025年という扉が開いた
ドラえもんのどこでもドアを開けて
「人間主導のAI社会を心がけたい」
かようにおもふ次第であります
fumito yoshii
★山の辺書房 絵画部からのおしらせ
~新進作家27名による「おうちに飾る絵展」開催~
★場所、東京銀座、バートックギャラリー
★期間、1月7日~19日まで(但、9日、16日は休館)
★時間、午後1時~午後6時45分
★入館無料
★作品は入札制でお買い求め頂きます。新春銀座歩きの途中、是非お立ち寄りください。
今回の絵展には、山の辺書房絵画部から水彩画家「向井靖子」が2点出品します。
どうぞよろしく。
★山の辺書房新刊案内
英語版「GRIT」
「GRIT」summary
This work is based on a true story about one successful man.
The original story was published in paperback in 1989 and took the education world by storm.
The theme is discrimination and bullying due to poverty.
The time period is the late 1940s, near the end of World War II.
The story takes place in a cold village in the southern part of the Japanese archipelago. (This place was registered as a World Heritage Site in July 2004 as “Sacred Sites and Pilgrimage Routes in the Kii Mountain Range” and has become a world-famous town.)
The protagonist was born into the poorest family in the village just before Japan's defeat in World War II.
Because of their poverty, the family was treated as ostracism and accused of theft. In such an environment, the protagonist as a young boy goes through unimaginable experiences as he looks at one goal. This is the story of how he eventually finds the light of life and paves the way to success.
「GRIT」のあらすじ
この作品は、一人の成功した男についての実話に基づいている。
原作は1989年に文庫本として出版され、教育界に衝撃を与えた。
テーマは、貧困による差別といじめである。
時代は第二次世界大戦末期の1940年代後半。
舞台は、日本列島の南にある寒村。(この場所は2004年7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録され、世界的に有名な町となった。
主人公は、第二次世界大戦の敗戦直前に、この村で最も貧しい家庭に生まれた。
貧しさゆえに村八分にされ、盗みの濡れ衣を着せられる。そんな環境下で、少年は一つの目標を見つめながら、想像を絶する体験を重ねていく。そして、やがて生きる光を見出し、成功への道を切り開いていくまでを描いた物語である。
★山の辺書房ホームページ,QRコード(スマホ用)
奈良県橿原市畝傍町41-10
山の辺書房自分史編集室
代表、p/n,よしいふみと
http://web1.kcn.jp/y-pub
Mail.fumitoym@kcn.jp
皆様のご多幸をお祈り申し上げます
向井 靖徳 他一同
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