道東トリップ2日目、「藻琴山」へ。
前日夜に降雪あり、強風のために川湯温泉からの道路が吹き溜まり、通行するのにぎりぎりの場所がある。うんよく除雪車が来てスタックは免れた。展望台からハイランド小清水の間だ。
キャンプ場まで下りていくと風は感じず穏やかだった。絶好の天気で雪も15cmは新雪だが稜線を越えたらどうなることやら?この強風だ、たぶん雪は付いていないだろう。どっかに吹き飛んでるはず・・・
そんなことを思っていたら彼らも到着した。準備をして登り出す。
もちろん彼らは初めての場所だが、自分も冬の藻琴山BCは初めて。
キャンプ場横をすり抜ける。もちろん夏も冬も来たことはない・・・
このあたりからこの先の樹林帯はいい雪だったが、帰りは滑るというよりは、いかに止まらず帰ってくるかという斜面だ。
樹林帯を抜けるとピーク前のポコが見えた。
キャンプ場側は残念な斜面になっていた。もう少し滑れそうな斜面かと思ったが、雪は飛ばされガタガタで固そうだ。こうなればどうしても屈斜路側を滑らなくてはならないが、あちら側ははたしてどうなのか?ここからは確認できず・・・
屏風岩を目指して来たが手前ポコをダイレクトに上がる。シールで上がれます。
屈斜路湖が見えた!
がっ! 斜面は微妙・・・
ポコとピークとのコルからも落とさない・・・彼たちの予定はピーク西側のオープンなのだ。
シールのままピークに上がる。
眺望は最高だ! だが稜線に上がってからは風が強くなっているが、前日から見たらまだまだ気にならない。
ピークでの感動もそこそこにピーク西側に下りていく。ちょうど先行者のボーダーが、ピーク西側オープンを落として行った。
ところどころガリガリ言ってる・・・そこで作戦会議・・・どうする?
結果は、高度は下がるがもう一つ隣の広大なオープンにかけてみることに・・・
滑走距離は短くなるがここを落とすことに。
登り返しは屏風岩あたりか?
セットアップして順番にドロップ。見る限り先ほどの斜面よりはましだったようだ。今回のトリップは彼たちの希望・予定を尊重して、自分はほんの少しアドバイスする程度で、彼たちについていくような感じだ。写真や動画を撮ってあげたいので、どうしてもそんな感じになってしまう。
斜面はフカフカとは言えないがガリガリでもない。屈斜路湖に向かって落ちていくという思いが板を走らせている。
ボトムに落として、なおかつボトムをしばらく落としていった。
かなり落としたので屏風岩への小尾根じゃなく南側の小尾根を登り返して875に出て主稜線に帰ってきた。
主稜線からは消化試合みたいな斜面をノンストップで駐車帯まで帰ってきた。
今回は天気は最高だったが、雪はいまいち・・・
天気が良くて雪はフカフカならば、屈斜路湖側を何度か登り返して滑りたいと思う斜面だった。
大阪からの彼らにはいい雪を滑ってもらいたいが、天気と風と雪は自分にはどうすることもできない・・・
道東最終日には、是非ともふかふかパウダーを滑ってもらいたいと願って、自分は家路についた。
それでは
動画です
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