ウッチャンのBC日記(改)写真日記

還暦過ぎのおっさんの日々の日記です

2019.12.22 糠平温泉山BC

2019-12-23 | バックカントリースノーボード
今日は迷走の1日。
今シーズン、未だにチトカニを滑れてない。雪の少ないのは全道的だが、日曜日に滑れそうな天候にならない。

今日こそはと北見峠に集合するものの猛吹雪。とてもじゃないが滑るどころではない。電波塔まで行く前に心が折れるだろう。

とりあえず、場所を三国峠に変更。
その三国峠も強風、上部真っ白け雪なし。

いよいよ困ったあげくに、糠平温泉山でお茶を濁すことにした。せっかく集まったのでちょこっとだけでも滑って帰りたい。

今日も、タツ、タカシ、自分。
タツと糠平待ち合わせだったので、自分の車をピックアップしたのち、ゲート横の駐車場に向かう。

スキー場の駐車場はスキー合宿の車で、一般営業前なのにほぼ満車。
バスの転回場の横からゲート横の駐車場に進もうとすると、先頭のタツの車が止まった。2番目のタカシも止まり、2台とも下がってくる。

上れないのか? 

よくタイヤを見るとロックしたままずり落ちて来ている。
すぐに状況を察知した。
最後の自分もすぐにバックした。
軽くブレーキをかけるとロックしたままずり落ちていく。
いつ止まるのかわからないくらい滑っていく。
ブレーキを放すとハンドルが効くのでゆっくりノンブレーキでバックする。

除雪されていない雪の下は、めちゃめちゃアイスバーン。ほとんどスケートリンク状態だったのだ。

先日の雨で全面リンク化されたようだ。お互い接触しなくてホントに良かった。

仕方ないのでスキー場の駐車場に停めさせてもらい、バスの転回場からハイクを開始した。ここからのハイクは初めて。たぶんもうないとは思う。






ゲートの横の駐車場から第1高速のコースを登っていく。それにしても雪不足。こりゃいつになったら一般営業出来るのやら・・・



とその前に、自分たちも本当に滑れるようなところがあるのか心配になってきた。

雪は心配だが、風は強めだがこんな晴れの日のBCは、今シーズンは黒岳以来だと思う。これで少しでもいいところがあれば、今日は満足すると思う。

がっ、行けども行けども雪は増えてはこない。雪自体はサラサラでいい感じだが、何せ量が全然たりない。第2高速の乗り場に向かうがめちゃめちゃ笹原だ。

前にも話したが、昔この第2高速で索道のバイトをしたことがある。自分には思い出深い場所だが、現在の姿を見ると、時代の流れと年々少雪化する姿は切なく感じた。バブル期の雪の多さと賑やかさが無性に懐かしくなった。




第2高速から廊下を進み元レストラン「アリエスカ」へ。少し屋根が剥がれた場所があるが、中はまだきれいに見える。もったいない話だ。

目の前のかつてのアリエスカのギャラリーに見せつけていたジャンピングポイントも幼木が育ち、かなりの降雪があったとしてもまともには滑ってはこれそうにはない。

どうする?」

この先行っても滑るところあるのかな?」

正直全員の率直な意見だった。
だがこのままじゃ帰れない状況だ。このままじゃ登山だけになりかねない。

第3高速のリフト下も、見る限りではとても滑れそうにはない。

全員の最後の願いは見えてはいない旧ゲレンデのコースが滑れるのを期待するのみ。

アリエスカから藪を超え、道路を2回渡り、ゲレンデコースを登っていく。幸い雪は深くなってきて、笹もうるさくはなくなってきた。

「行けるか?」

「少しは滑れるんでないの?」

やっと全員に希望が出てきた。

黙々と旧ゲレンデを登っていく。松の幼木がかなり出てきている。自然に帰っていくのだろうか?はたまた自然に返すために植林しているのだろうか?笹にもまして幼木がかなりウザったい。

覗きからの斜面は今日のメインになりそうだ。




やっと第3高速の下り場へと到着。ここが今日のドロップポイント。




準備をして休憩すると、タツが「-15°あるわぁ~」
寒いはずだ、途中で手が冷たくて仕方なかったもの。最終手段のミトンにカイロを握りしめて、ドロッブイン!



ゲレンデゆえに斜度は緩いが薄いながらも雪質は最高級であった。








やはり覗きからの斜面が今日1。ほんの少しだけ滑りを楽しめた。ここがあっただけでも、今日は報われた思いだった。












来たルートを帰ったが、悲惨な笹滑り・・・




この雪不足が深刻な状況にならないことを切に願うばかりだ・・・

それでは😖 




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