アンティーク青葉2021

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海と松原

2023-03-29 22:13:00 | 日記
通院したついでに、山奥に行って、弁当でも食べようと、珍しく車を走らせた。
最近、沢山のベトナム人の女性が、マクドナルドにいて、駐車場には、介護施設のバスが停めてあった。
36人ほどの、若い女性だ。
頑張って欲しい。
桜が、満開で、散ってゆく花びらが、ただ美しい。
スマホを忘れて残念だった。
峠を越えると、玄海灘に近づく。
年に数回しか、ドライブをしない私だが、還暦迎えたなあ、と思いながら、海に近い、海の照り返しと、潮の香りのするなかを、ドライブ。
日頃は、なんか函のなかにあるようで、乗らない車だが、桜の光景に惹かれて、走っていた。
やっぱ、海の近くは、塩気の湿度が漂うなあ。
ちと、これは苦手。

私は、やっぱり内陸人間だ。
と、思いながら、帰りの途中、やま里のわたしの隠れ家ポジションによってみた。

哲学にも、英米系の海洋哲学と、ドイツ系の大陸哲学があるように、
私は、大陸系の方がよい。
仲間内でわいわいやるより、なんか外から客観的なものが与えられているほうがよい。

議会がわいわいいっているほかに、官僚制度が整備されてるほうがよい。

桜の寿命を考えると、おそらく桜がたくさん植えられたのは、明治以降、昭和までだと思う。
いまは、苗を植えるのは、維持費がかかるということで、公的なところに、植樹するのは、なかなか難しい。

明治のシンボルとして、桜が春に満開になるようになった。
これを考えると、日本の学校の秋入学は難しい。
なによりも、人事異動が春なので、先生が途中で代わってしまう。
また、温暖化のなかで、9月の猛暑のなか、
汗だらだらで入学式もなかろう。
また、入試も8月になってしまうし、卒業式も8月になる。

山里の春はいい。
かつて、多くの子どもたちを育ててきた景色だ。
桜は、きっと都会にでていった子どもたちを思って咲いているのだろう。
日本の皇室の色はブルー。
明治の人たちには、理想があった。

満開の桜に沖の真波かな   

田舎は都会に子どもたちを送り出し、
また花嫁は嫁いでゆく。 

山の中のコンビニに、よったら、若い女の子の店員が明るく対応してくれた。 
何かほっとした。 

桜が散ってしまえば、次はなんの季節か。

ふと、思ったのだが、都会が必要とする、酸素は、田舎の景色がつくっている。
都会に疲れた人たちは、是非、出来立てほやほやの空気を、吸いに、田舎へ出向いてください。
私も、ここは秘密のポジションで深呼吸します。

きれいな空気のなかにいると、こころが落ち着きますよ。




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