昨日のブログでの
スライドグリッサンド奏法で
説明が不足している部分がありましたので、
補足させていただきます。
大きく咥えてスライドレバーを
すばやく動かしながら
上に下にハーモニカを動かすのですが、
このとき息は多くの場合
吸い音で出します。
するとDm6(レファラシ)と
D#m6(レ#ファ#ラ#シ#)の
コードが和音としての
トリルとして聞こえます。
和音の素早いトリルは
他の楽器では絶対に出すことが
出来ません。
トランペットやフルートなどの
管楽器では一人で和音を
奏でることがまず不可能です。
和音を出すことの出来る
ピアノやギターでも
DmとD#mをトリルしながら
上下に素早く移動することは
一流のピアニストでも
まず不可能に近いと思います。
ところが
クロマチックハーモニカは
この芸当を意図も簡単に出来てしまうのです。
非常に不可思議な世界を表現します。
これを使わない手はないと思います。
和音が常に半音で動いていますから
ほとんどどんなキーの曲に使っても
大丈夫です。
もちろん、
吹き音のスライドグリッサンド奏法もあります。
さて、今朝は久しぶりに
オリジナル曲を作ってみました。
クロマチックハーモニカ2本で
人生を共に紡いで行く男女の
悲喜こもごもを表現してみました。
Cmで始まりEbに転調した後、
急にCmajに転調します。
その部分が最大の盛り上がりで、
すぐにCmに戻ります。
それではお聴きください、
今朝の曲は「愛する人へ」です。
愛する人へ ChromaticHarmonica