金ペン賞を受けたイラン人ジャーナリスト,アクバル・ガンジー氏が体調が悪化し深刻な状況にあるという。同氏については, 「新聞協会報」11月29日号に詳しく紹介されている。
【世界新聞協会(WAN)は15日、2006年「自由のための金ペン賞」をイランのジャーナリストで現在政治犯として服役中のアクバル・ガンジー氏に授賞すると発表した。あわせてWANは、イランのアハマディネジャド大統領に、ガンジー氏の即時釈放を求めた。ガンジー氏は懲役6年の刑を受け、服役して4年目。著書「幽霊たちの地下牢」の中で、1998年に起きた5人の作家・知識人殺害事件にラフサンジャニ元大統領や主要な保守派政治家が関与したと記した。同著は、2000年2月の議会選挙で保守派敗北の主因になったといわれている。同氏は2000年4月、イランの政治・社会改革が公開の場で議論されたベルリンでの会議に出席後、逮捕された。01年に「宗教的布告および宗教者に対する侮辱、国家の安全を脅かす行為、イスラム体制に対するプロパガンダの流布」の罪に問われた。獄中で拷問を受け、2回にわたり長期のハンガーストライキを断行。体制批判の撤回を拒否し続けている。WANは「ガンジー氏はイランにおける表現の自由のために闘っており、これを世界中が見守っている。同氏の抑圧に対する抵抗、沈黙の強要に対する変わらぬ拒絶は、個人的には大きな代償を要したが、世界中の記者を鼓舞する。長期の服役や死によっても屈服しない勇気ある記者によって、自由は前進するのだ」と述べている。】
現在の彼の状況はここ やここにある。
日本のメディア,少なくともその労働組合がこのような事案について,積極的に発言するようになってほしい。表現の自由の侵害に対しては共闘する必要がありますから…。
【世界新聞協会(WAN)は15日、2006年「自由のための金ペン賞」をイランのジャーナリストで現在政治犯として服役中のアクバル・ガンジー氏に授賞すると発表した。あわせてWANは、イランのアハマディネジャド大統領に、ガンジー氏の即時釈放を求めた。ガンジー氏は懲役6年の刑を受け、服役して4年目。著書「幽霊たちの地下牢」の中で、1998年に起きた5人の作家・知識人殺害事件にラフサンジャニ元大統領や主要な保守派政治家が関与したと記した。同著は、2000年2月の議会選挙で保守派敗北の主因になったといわれている。同氏は2000年4月、イランの政治・社会改革が公開の場で議論されたベルリンでの会議に出席後、逮捕された。01年に「宗教的布告および宗教者に対する侮辱、国家の安全を脅かす行為、イスラム体制に対するプロパガンダの流布」の罪に問われた。獄中で拷問を受け、2回にわたり長期のハンガーストライキを断行。体制批判の撤回を拒否し続けている。WANは「ガンジー氏はイランにおける表現の自由のために闘っており、これを世界中が見守っている。同氏の抑圧に対する抵抗、沈黙の強要に対する変わらぬ拒絶は、個人的には大きな代償を要したが、世界中の記者を鼓舞する。長期の服役や死によっても屈服しない勇気ある記者によって、自由は前進するのだ」と述べている。】
現在の彼の状況はここ やここにある。
日本のメディア,少なくともその労働組合がこのような事案について,積極的に発言するようになってほしい。表現の自由の侵害に対しては共闘する必要がありますから…。