イギリス以外には、採りいれていないのか?という質問を受けて、ネットで検索したところ、ありました、ありました。公職任命コミッショナー制度はイギリス国内で対象となる団体が広がっているだけでなく、国境を越えて、アイルランド(the Public Appointments Service )、カナダ(Public Appointments Commission)、ニュージーランド(State Services Commission)へと広まっていることが分かりましたよ~。もちろん、採用した国によって、バラエティーに富んだものとなっている。しかし、基本は、透明性を高めること。
現在研究中のオーストラリアの学者Meredith Edwardsさんが書いた論文「Appointments to Public Sector Boards in Australia:A comparative assessment」(http://www.canberra.edu.au/corpgov-aps/pub/IssuesPaperNo.3_AppointmentProcesses_Final.pdf)によると、
最小限の手段「モデルA」=従うべき綱領を導入し、かつ、公開性を高める
中間の手段「モデルB」=独立した監査機関を設け、担当省庁の採用過程に参加し、公開性も高める
最大限の手段「モデルC」=独立した任命機関を設け、その機関が公職の採用を担当する
という3つのパターンに分けられるという。
本家のイギリスは、モデルBだろう。アイルランドやカナダはどのパターンに当たるのだろうか?
少なくとも、イギリスの制度がきっかけとなって、いま、公職の任命を公正に行う仕組みづくりが世界に広まりつつあることは間違いないようだ。
日本はどうする?
新聞か通信社が各国のシステムを調査して紹介してくれたらよかばってん…。
【応援中】

【PR】


★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。なお、多忙につき、試行的に、コメントの反映はしないようにします。コメント内容の名誉毀損性、プライバシー侵害性についての確認をすることが難しいためです。情報提供、提案、誤りの指摘などは、コメント欄を通じて、今後ともよろしくお願いします。転載、引用はこれまでどおり大歓迎です。
現在研究中のオーストラリアの学者Meredith Edwardsさんが書いた論文「Appointments to Public Sector Boards in Australia:A comparative assessment」(http://www.canberra.edu.au/corpgov-aps/pub/IssuesPaperNo.3_AppointmentProcesses_Final.pdf)によると、
最小限の手段「モデルA」=従うべき綱領を導入し、かつ、公開性を高める
中間の手段「モデルB」=独立した監査機関を設け、担当省庁の採用過程に参加し、公開性も高める
最大限の手段「モデルC」=独立した任命機関を設け、その機関が公職の採用を担当する
という3つのパターンに分けられるという。
本家のイギリスは、モデルBだろう。アイルランドやカナダはどのパターンに当たるのだろうか?
少なくとも、イギリスの制度がきっかけとなって、いま、公職の任命を公正に行う仕組みづくりが世界に広まりつつあることは間違いないようだ。
日本はどうする?
新聞か通信社が各国のシステムを調査して紹介してくれたらよかばってん…。
【応援中】

【PR】


★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。なお、多忙につき、試行的に、コメントの反映はしないようにします。コメント内容の名誉毀損性、プライバシー侵害性についての確認をすることが難しいためです。情報提供、提案、誤りの指摘などは、コメント欄を通じて、今後ともよろしくお願いします。転載、引用はこれまでどおり大歓迎です。