「自分の仕事が遅かった。悪いと思って残業時間を少なく申告した」 2020-05-18 00:00:00 | 日記 2020年5月18日、パート従業員に139時間に及ぶ時間外労働をさせた上、残業代を一部しか支払わなかったとして、亀戸労働基準監督署は2015年3月26日、労働基準法違反の疑いで、国内約180店舗を展開するパン製造販売大手「ド○ク」(神戸市)と東京工場(江東区)の元工場長ら2人を東京地検に書類送検したのだ。労基署によると、同社は2013年12月、東京工場でサンドイッチを作っていた20~50代の男女3人のパート従業員(時給900~950円)に、最長月139時間の時間外労働をさせた上、残業代を3割程度しか支払わなかった疑いが持たれているのだ。残業代の未払いは1人あたり最大月約11万円に及んだという。2014年1月にパート女性1人が作業中に脳疾患で倒れ、労災申請が出されたことから発覚。同工場での長時間労働は少なくとも2011年4月以降、常態化しており、従業員らは「自分の仕事が遅かった。悪いと思って残業時間を少なく申告した」と話しているという。同社は国内6カ所の工場などを点検し、ほかにも繁忙期を中心に長時間労働があったことを確認。「労務管理に不備があったことは誠に遺憾。社内態勢を強化し、改善に取りかかっている」とコメントしたが、2020年現在は・・・(井森隆)