スポーツ指導者による暴力と刑事判決
空手のオリンピック代表選手が、指導者から竹刀で突かれ 目を打撲したとして全日本空手道連盟にパワハラ被害を 申し出たことが報道されています。 ...
大阪地裁染髪禁止校則裁判の判決を読む(その1・染髪禁止校則は違法か)
2017年9月、大阪府の府立高校の女子生徒が 染髪禁止の校則に従った頭髪指導を何度も受けたため不登校となったとして、 大阪府に対して慰謝料など約226万円を請求する訴訟を大阪地...
大阪地裁染髪禁止校則裁判の判決を読む(その2・頭髪指導は違法か)
大阪地裁染髪禁止校則裁判の判決を読む(その1)に続いて 判決の争点(2)学校の頭髪指導は違法か、についての判決を読んでみましょう。 ...
大阪地裁染髪禁止校則裁判の判決を読む(その3・不登校後の措置は違法か)
大阪地裁染髪禁止校則裁判の判決を読む(その1)(その2)に続いて、 判決の争点(3) 原告が不登校となった後の学校の措置は違法といえるか についての判決を読んでみましょう。 ...
指導目的ならパワハラにならない?(東京五輪空手代表選手のパワハラ問題)
全日本空手道連盟のホームページによると、東京五輪の空手の日本代表の植草歩選手(U選手)が、全日本空手道連盟の理事で選手強化委員長の香川政夫氏(K氏)による竹刀を使った稽古によって眼...
改正プロバイダ責任制限法ができてもまだ壁が(SNSによる誹謗中傷と発信者情報開示請求)
2021年4月21日の参議院本会議で改正プロバイダ責任制限法が可決成立しました。 この改正法は、これまでSNSの発信者情報の開示を得るために2回の裁判が必要だったのを1回の裁判で...
犬の鳴き声の騒音判断基準と慰謝料額
2021年4月23日に、隣家の庭の池のカエルの鳴き声が騒音に当たるかという裁判で、東京地裁が原告の請求を棄却したことが報道されました。 報道の中には、カエルの声が自然音だからとい...
学校死亡事故の詳細調査は1割未満
毎日新聞の2021年4月27日付け朝刊の東京版1面に、「学校死亡事故 詳細調査1割」という記事が出ていました。 学校事故については、文科省が、2016年3月に「学校事故対応に関す...
改正プロバイダ責任制限法のポイントは2つ
プロバイダへの発信者情報開示請求とは ネット中傷の被害者が、違法な書き込みをした発信者に対して、刑事告訴や損害賠償請求をするためには、発信者を見つけなければなりません。書き込みを...
ログイン型投稿と改正プロバイダ責任制限法
ログイン時における発信者情報開示請求 前のブログに、改正プロバイダ責任制限法には2つの改正ポイントがあると書きましたが、ひとつは裁判手続の簡略化で、もうひとつは、ログイン型投稿に...