8月の空を眺めながら
ふと想い出したのが夏の海。。
今年も海に行かれなかったなぁ~と振り返ったとき
私は、ふとある事故を想い出してしまいました。
その事故とは・・・
私の故郷の海・日本海で起きた哀しい出来事。
もう、かれこれずいぶん月日が経っていますが・・・
その夏の日は、私が田舎へ帰らなかった年の出来事。。
子どもの頃の出来事であっても
ずっと忘れずに覚えているんですよね。。
日本海は、透き通るような美しい海であるけれど、水がとても冷たい。
そして波も高く荒い。
海水浴をするのにも、海の中が岩や砂利のような場所が意外と多いんですよ。
でもその事故は、海水浴場としては比較的穏やかな場所で起こりました。
実は・・・
海で遊んでいた若者カップルのうちのどちらかが、そこで溺れてしまったんです。
たまたま、それを見つけた男性がすぐに助けに行き
溺れていた若者は助かったのですが・・・
助けに向かった男性は、力尽きて海で亡くなってしまったのです。
家族と海水浴にきていたお父さんでした。。
ところが、その助けてもらった若者カップルはと言えば・・・
その海岸から黙って逃げ去り、どこの誰だかもわからない状態のようでした。
このニュースを知ったとき・・・絶対に許せないと思いましたね。
人として、なぜそういう事が出来るのかと・・・
もしも恐怖感が強くて、名乗り出る勇気がなかったとしても
その場から逃げて欲しくはなかった。
そう思うのです。。
(2005.08.15撮影)