*** 昨夜、下の記事を書いているときに、富士宮の地震が起きました。
ここは震度4、しばらく小さな余震になれていたので、えぇっとびっくり。
その後しばらくして岐阜でも起きました。じべたはつながってますからねぇ。
とりあえず、無事です。停電が終わっていてよかったです。
さて、停電のお話です。
予定は6時20分から10時、なんですが、40分近く遅れて始まり、二時間弱で終わりました。
原発のニュースは気になったけどしかたありません。
息子が顔が見えないとかわいそうなので、父が持ってきてくれたちょっと大きめ懐中電灯を、
使い終わった乾電池を重石に入れた牛乳パックに上を向けて入れました。
あれこれ角度をやってみて、お互いの顔がわかる角度で置きました。
後は非常用のろうそくに、頂き物の松ぽっくりキャンドル。(安全対策して)を備えました。
電気消えないなぁ、まだかなぁ…と待っていたら予定より40分くらいで、いきなりストンと消えました。(当たり前)
ろうそくの明かりはやさしくてあったかいものですね。
江戸時代の人は、灯心を燃やした程度のあかりで縫い物をした…あたしにゃムリだ。
真っ暗といっても、闇じゃない、いつもと違う空間で、今の状況を考えました。
こんな地震はほんとに迷惑だけれど、久しぶりに今の自分たちの暮らしを見つめる、
いい機会になったと思います。被災者の皆様のご苦労はもちろん、テレビで見ていて、
一緒に涙がこぼれます。90時間以上もがんばった女性が生還したときは、
あぁまだどこかで、ゼッタイ生きている人がいる、早く助かりますように、と人の力の強さを思いました。
何もできない自分は、避難所よりはるかにご馳走のお弁当を食べながら、
食生活に無駄はないか…と考えました。薄暗闇のなかで毛布にくるまりながら、
決まった時間がたてばまた明かりが煌々とつくことの安心を思いました。
買占めに走る、そのキモチはわかります。私だって自由に動けたらやります。
でも、それは率先してやるんじゃなくて、そうしないと、当たり前に普通に食べる分が買えないから。
昼間、我が家の前の道を、何人ものお年寄りが、ショッピングカートを引いたり、リュックしょったりして
背中を丸めながら精一杯急いで買い物に行きます。何か手に入るでしょうか。
とても切ないです。確かに不安にはなりますけれど、一人暮らしで、車もないお年よりがたくさんいます。
みんなが後から来る人のために、三個買うとこを二個にして、一個を次にくるひとにと、
譲るキモチが大切じゃないかと…もちろん、そうやって買っている人もいるとおもいますが、
みんながキモチを揃えないとと思います。
ここは被災地ではありません。だからこそ、被災地で1個のおにぎりを分け合うことを、
見習わなければならないのではと思うのです。
父が毎日のように自転車で牛乳を探しに走ってくれてます。ガソリンスタンドは長蛇の列。
宅配のお兄さんが、お届けしたくてもガソリンが確保できない…といいました。
物流は被災地だけではありません。私たちのところへも運んでくるトラックがあるのです。
そういうトラック最優先にすれば、スーパーがカラになることはないはずなんです。
誰だって命は惜しい、家族が大事、でもそのつぎに「みんなも大事」が抜けると、
家族だけ、を助けるための悪循環になってしまう。
何が何とつながっているか、被災地でおにぎりを分け合う姿から学ぶ…。
それが、幸いにも停電程度で済んでいる私たちが、学ばなければならないことではないかと…。
やさしい薄暗闇の中で、そんなことを思いました。
ぱっと明かりがついたとき、なんてあかるいんだ!と思いました。
片付けてない部屋の丸見えはあららだけど、ストーブも付けて、
お湯を沸かしてお茶の準備をしながらパソコンのスイッチを入れました。
つながるって、うれしいですね。
本当にたいへんな事になりましたね!
それが横浜でも???
本当に驚きました。
私の住む北海道でも買占めが起きていてスーパーではお米やトイレットペーパーが姿を消しました。本当にびっくりです。
昔、大学入学の時、家を離れる私に、お餞別として関東大震災を経験した祖父が毎年電池を入れ替えなさいと懐中電灯を渡してくれたことをなるほどと今にして思いだしています。
その時は変なものをくれるなあと思ったのですが。。。。
今、困っている方の為に少しでも物が行きわたりますようにと祈らずにはいられません。
みんなが少しでも辛抱という気持ちを持てたらいいですね。
私の妹は原発の問題がある地域に住んでいて外出もままならず今日はやっとスーパーで玉子とパンを仕入れてきたといっていました。
もう争奪戦だそうです。
街はゴーストタウンという話でした。
なんだか地震より怖いと思いました。
早く日常が戻ってくることを祈らずにはいられません。
とんぼさんもどうぞ頑張って下さい。
今の報道は、東北だけですが、
北海道だって揺れたのではありませんか?
妹さんのこと、ご心配ですね。
今は避難されておられるのでしょうか。
ご無事をお祈りします。
パニックは怖いです。
世界中の人が「日本の被災者は賞賛に値する。
整然と並び、譲り合い、暴動も略奪もおこらない」と、
ほめてくださっているのに、
被災者以外の人が、争奪戦繰り広げて、どうするのかと、
恥ずかしく思います。
今の買い物客は、最初の買占めでなくなり、
あおられてまたなくなって、
とにかく何かあったら買わないと今日食べるものがない…。
そんな感じじゃないかと思います。
落ち着けば手に入るのにと、なんだか寂しい気持ちになります。