今年もご近所の大木、こぶしが咲いてくれました。
2月も終わりに近づくと、気になって玄関に出るとよくこの木を見ています。
いつも青空がきれいな時には、ほんとに白い花がよく映えるのです。
今年はなんだかお天気がよくなくて、咲き始めを見逃しました。
昨日、アッと思ったらもうこんなに咲いていました。電線が毎度のことながらジャマ。
花を見つけたときには、これまたお約束で「♪こぶし咲く あの丘北国の~」と、
古い歌が口をついて出ます。いい歌ですよね。
花粉がどうの、コロナがどうのと、日々の暮らしはかまびすしいことですが、
自然界は何も言わずに着々と進んでいます。
いただいて育てている「ネモフィラ」のつぼみを見つけました。
親元さん?では、すでに咲いているそうです。歩いてほんの5分ほどのところなのですが、
やっぱり日当たりです。ほんと正直だこと。
そういえば、こちらも毎年の「ふきのとう」、ついに一つもとらないまま、
今回のシーズンは終わってしまいましたが、今、フキの花畑になりつつあります。
やっぱりちょっと花が小さいかな。
最近は年齢を感じることも多くなりました。
別に病気ではなくても、頑張りのメーターがすぐ振り切れる、
筋力落ちて、蓋をあけるのに道具の力が必要になる、目が疲れやすい…
それはしかたのないことですが、寒さにも負けずにちゃんといつも通り咲く花を見ると、
それなりに…でいいから、やるべきことはやらねばなぁと思います。
コロナのせいにするのもいいかげん飽きましたけれど?、
実際、家の中でしか動けません。頂いた着物を分類したり解いたり、
思えばいつもやっていたことを、繰り返しています。
春は旅立ちのとき、いつもなら「さぁ今年はこれを目標に」なんて思うのに、
2年続けての静かな春、長い人生「こんな時もあるさ」と思い、
風の強い日は窓の中から、青い空眺めてのんびりいきます。
あ、お雛さましまったら「ひよこ」食べなくちゃ。
ちゃんと紅白2個、とってあったんですよー。
来年はお雛さまに「2年続いてたいへんでしたねぇ」と語りかけられるといいですね。
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