トップは手持ちのお香類…の一部です。
下の箱は呉服屋さんに40年前いただいたちりめんの道具箱。
またまたミクシのほうで見たニュースですが「香る柔軟剤」が大人気だとか。
最近のテレビCMでは、こすると香りが強くなる柔軟剤とか、香りが変わる柔軟剤とか、ありますね。
ニュースによれば、家族ごとに柔軟剤を変えているとか、10種類もの柔軟剤を使いわけているとか、
そういう方もいらっしゃるそうで…。すごーい。
私は、柔軟剤は出始めのころほんとにやわらかくなるーと、使っていましたが、今は「用途に応じて」です。
タオルの専門家に伺ったところ、柔軟剤はいわば髪の毛のリンスみたいなものだから、
滑らかになるし、きしまなくなるけれど、吸水性ということでは「タオルには使わないほうがいい」のだそうです。
私も「改良されて吸水性がいい」という柔軟剤を使ってみたことがありますが、
なんというのか…一瞬の「水はじき」が遅いのです。
息子の食事などで毎日ハンドタオル(あの半分サイズの)を使うのですが、
ジュースがこぼれたとき、パッとあてがっても一瞬はじく、そのあとすぐ吸い込むのですが、
時すでに遅しで、この一瞬の間にタラタラと服にこぼれてしまう…。
なので、今は柔軟剤を使わず、ハンドタオルは畳むときに対角線方向にひっぱり、
そのあとモミモミ、使う直前にもう一度ゴシゴシモミモミ、これでやわらかくなります。
木綿は使っているうちに硬くなりますが、別に芯からかたくなるわけじゃない…なので、
今は梅雨時に、部屋干しの必要があるときなど抗菌剤のはいったものを使うとか、そんな使いわけです。
さて「香り」のお話しからいきなり柔軟剤のお話しになってしまいましたが、
実は先日友人に手紙を出しまして、「文香」をきらしていたので「紙香」を入れたのです。
入れたのはこの紙香、鳥獣絵巻です。
長年の友人で、脊椎間狭窄症のほかあれこれいろいろと病を抱えているのですが、
ほんとに前向きに暮らしている「誇りに思う友人」の一人。
体のキョジャクさでは次から次へと気の毒なくらいなのですが、
今回「匂いがダメになったの、紙香でしばらく手紙読めなかった。ごめんなさい」と、返事が来ました。
手にも疾病があって、ハガキ一枚書くのもタイヘンだったろうにと思うのに…。
申し訳ないことをしたと、これからまた手紙を書こうと思っているのですが、
化学的な匂いには弱い人がいても自然素材もダメになったとのことで、本人も嘆いていました。
我が家は喫煙者がいますので(ヒトゴトのように言うんでない…)、そのあたりは気を使わないとなんです。
なにしろ、喫煙者本人は、タバコのにおいはまったく気になりませんし、
私は元々嗅覚は鈍いのだと思いますが、例えば主人のスーツについたタバコのにおいとかも、
「また会議で煙モウモウのとこにいたな」と思うくらいで、消臭はしますが「いやだ、臭い」とはあまり思いません。
でも、嫌いな方にとっては、ほんとにいやなものなのですよね。
それで部屋の中に、例えばこれからお客様に送るもの、などをおくときには、
ポリ袋に、匂い袋や香りのいいお線香などを一緒にいれて、きっちり口をしめ梱包までおくことにしています。
それで効き目があるのかどうかわからないのですが、少なくとも「喫煙者がいらっしゃるのですね」という
メールは来なくなりました。ほんとにそれまでのお客様、ゴメンナサイです。
慣れた匂い、というのはあまり感じないものです。例えば自分の家の中の匂い。
家というのは、その家庭家庭によって、必ず「家臭」とでもいうのでしょうか、そういうものがします。
たいがいは不快に思うような匂いではありませんで、逆に「この家に行くとこの匂い」みたいな、
慣れた安心感も感じるような…。
最近、実家の匂いが変わったと感じるようになりました。母のいたころは「父と母の匂い」とでもいうような、
そういう匂いでしたが、今はまぁ言ってみれば「父の匂い?」べつに加齢臭がどうのということではないのですが、
母が元気だったころ、よく玄関でお香を焚いていました。いわく「年寄りの家は年寄り臭いから」。
加齢臭という言葉も、なんかシャクに触る表現ですが、たしかに両親ともに高齢になってきて、
家の匂い、というよりは「年寄りのいる匂い」という表現がピッタリくるような…そんな感じでした。
母は特に玄関と、誰かが来ることがわかっているときは部屋の中でも、お香を焚いてました。
部屋の芳香剤だのもありますが、母は嫌いでした。あけたときしか香らないし、においがしつこい…と言って。
今は最初から匂いを消してしまう消臭スプレーなどもあるので、便利になったと思いますが、
それでも私もお香が好きです。
毎日の暮らしが慌しくてもそれなりにペースが決まっていると、よくお香を焚く…という状況になるのですが、
なんだかキモチにゆとりがないとそれを忘れる…そういえばここ数年、お香をこまめに焚くということがありません。
いかんいかん、キツキツしとる、ゆとりゆとり…。
写真のお香は、あちこちで買い求めたものですが、香りより名前に惹かれたりもして…
御室の桜、東山のおぼろ月…香りは?といわれても、えーとなんの香りだったかな。
左下は頂き物「京都 松榮堂」さんの防虫香。
私はもっぱら最後まできちんと燃えてくれるコーン型のお香が好きです。
トップ写真の右側で焚いているのは「気」の香で、香皿はとーぜん「とんぼ柄」、えへへ。
線香型だと、最後にちょびっと燃え残りが出たりするんですよね。(ケチ!)
手紙には文香、この前の「和小物整理A4ケース」の中には紙香、
たんすの引き出しには匂い袋や、防虫香と、イロイロ使い分けています。
私はいわゆる「香水系」の匂いが苦手で、エレベーターの中などで、
香水風呂にはいってきたかと思うような女性にあうと「降ります」といいたくなります。
若いころは「オシャレ」だからと、まねっこでつけましたが、さんざん試してこれがいい、とつけてたのが男性用…。
当時付き合っていた今の主人が「なんかさ…デートって感じじゃなくなるんだよね」
職場の同僚は「アンタ髭そりあとって感じ」…みんな、ごめんよ香りのセンスがなくて!
というわけで、本日久しぶりにお香を焚きました。
私はやっぱり「お香」系が好きです。着物を着たときは、もっぱら練り香。
これも最近はネットで買えるようになりましたからありがたいです。
以前、新横浜の駅で、渋い着物を着た小柄な老婦人が前方から歩いてこられました。
これといってオシャレーというような和服の組み合わせではなかったし、ごく目立たない和服姿でしたが、
すれ違ったときにホワンと白檀の香りがしました。思わず振り向いてしまった!
匂い袋だったのか、練り香だったのかもわかりませんが、いいなぁ…と思いました。
ぷんぷん匂うのではなく、すれ違ったり、ふっと立ち上がったり、そんなときにホワンと香る…
それが理想なんですけどねぇ、自分のことはわからないし。
とまぁ本日の話題、柔軟剤から匂い袋まで、なんだかまとまりなく綴りましたが、
私も加齢臭、きにしなきゃいけませんかねぇ。
ほんのり香るお香のにおいは好きなので、
もっぱらはお香を焚くというよりはお仏壇の
お線香選びです。
最近は香っている時間が短いような気がします。
やっぱりお線香も奮発しなければダメかしら。
香皿素敵!熨斗目柄の道具箱もとっても綺麗で
大事にされているのがよく分かります。
匂いなら大丈夫
煙草と香水は臭い
お香は匂い かな
ご近所の人から 子供が洋服のお下がりを頂いたりすると
そのお宅のにおいがしっかりついていて
子供達も ○○さんちのにおいだぁと言ってました。
それ以来 自分の家も気をつける様にしているのですが
なかなか 住んでいる者にはでは判らないものですね。
宅配便の方達の迷惑にならない様
時々玄関でお香を焚くのですが
さて どうなんでしょうか。
そうそう 文香は知っていましたが 紙香というのもあるのですね。
どちらにしても ほのかに匂う様に 香りを操れる人に憧れます
好きなお香をたくとふわりと心が解放されるような気分になります。
でも今流行りの柔軟剤の香りはどうもねえ~
おっしゃるようにその家にはその家の匂いがありますね。
住人には判りませんので私も玄関でお線香をたいて匂い消しにしているのですがさて、どうでしょうか?
我が家はあまりに開放的な作りで台所の匂いがすぐに玄関に行くので、いつも秋刀魚の匂いがしてるんですーこれなんとかならないかと思うんですけどねえ(笑い)。
義母はお気に入りの香炉で香を焚くような人でしたが、彼女が亡くなった後、義父だけの家は急に、一気にジジ臭くなり、それでも老齢だし仕方ないと思ってました。。。でも義父が女性と暮らし始めたら、ジジ臭いのがすぐに消えてしまいました!その方もそれなりのお年なんですが。
義母が元気だった頃とは若干匂いが違います。
女性が住まう家は、ジジ臭くない。何故でしょう。友人などは「ご飯作ったりするからじゃないか」と言うんですが、どうも違う気がするんです。。。
んで、我が家は二世帯住宅なので、内階段の途中から、まったく違う家の匂いになります(^^;)
私も最近、お線香の匂いがあっさりかなと思ってましたら、
仏具やさんのお話しで「今の若い人は、いくら香りのいいお線香でも、
やっぱり『抹香臭い』という」らしいです。
最近煙が少ないお線香とか、ありますよね。
あれで、香りもそんなに続かないんじゃないんでしょうか。
お線香だって、いい香りなのにねぇ。
この箱、ちりめん(レーヨンですけれど)なので、汚れや傷み防止に、
いつも戸棚の中に入れるようにしてきたんですが、
さすがに、角がちょっとスレてきてしまいました。
この前、呉服屋さんが来たとき見せたら、くれたほうが忘れてましたわ。
香りのいい柔軟剤…お化粧品や香水のにおいと、
混じらないんですかねぇ。ひそかに心配してます。
「家臭」ってありますね。子供の洋服なんかだと、なんかおかし系の
甘いにおいも混じってる気がします。
紙香、柄のないただの細長いものだと安いですよ。
お香つけて、煙が立ち上り始めると、なんかホッコリしますね。
我が家も、玄関と台所は離れているのに、換気扇の向きと、
お隣との間の空気の流れのせいか、玄関の前に、流れちゃうんですよ。
お隣のも入るので、お互い晩のおかずがバレバレ?!
そうそう「女性のいる匂い」ですね。
別にお化粧とか、そういうのではないんですけれど、
フシギなものです。
階段が匂い境界線…なーるほど。
実家の玄関の匂いが特に「ジジの香り」ッぽいので、
お香を焚いてやろうと思いつつ、毎回忘れてかえってきます。
文香なんていまどきお手紙書く方が少ないのですが、お財布の中やハンカチの収納場所に入れておけば、ほんのり移り香が(^^)
若い方はやはりラベンダーあたりが宜しいようで、ラベンダーの香りの文香を作れたらな、と思っています。
生活に香り。心のゆとりが生まれて、良いものですよね。
香り物大好きです。
でも香りは必ず自分の鼻で確かめて、「よし、これだ!」というものでないと…納得できる自分好みの香りは手放せません。
自分の好きな香りを身にまとうと、なんだかリラックスできて気持ちが落ち着きます。
香りって大事ですね。
文香を使ってみたいです。最近は手紙を書く機会がめっきり減ってしまったため、一つ文香を使った後、次回使うまでに香りがとんでしまいそうで…。結局、買わずじまいなのです~。